2003.7.13号 19:00配信
今日最終日の『安田侃の世界“天にむすび、地をちなぐ”』を見て来ました。 第一会場が北海道立近代美術館、第二会場がアルテピアッツァ美唄です。先日、美唄会場へ行ったので今日は近代美術館です。 美術館内の作品は勿論写真には撮れませんので、会場入り口の作品「無何有」(むかう)のみ写してきました。近代美術館にある侃さんの彫刻はなんだかお行儀が良すぎて、ちよっと窮屈そうでした。当たり前ですが、美唄の屋外の公園にいた彫刻たちはのびのび大地の上であずましそうでした。(訛ってる) 彫刻が美唄の自然と人々と渾然一体となって居心地の良い雰囲気がありました。子供たちも彫刻に乗ったり大理石のごろごろした池で水遊びをしたり、大人も彫刻をなでてみたり、ペチペチ叩いたりしていました。侃さんの彫刻はつい触れてみたいと思わせられる気持ちのいい形をしているものが多く、愛らしいのです。白大理石の丸みを帯びた形は見てると幸せな気持ちにさせてくれました。なかでも先回送った写真の二つの石が寄リそっている作品は「タッチストーン」といってふたつでひとつとなるものだそうです。大きさや置いてある角度がものすごく好きです。シドニーに展示されてます。 いつか、実物を見に行きたいです。 |