2005.6.26号 08:00配信
6月25日(土)モエレ沼公園「ガラスのピラミッド」アトリウムで道新フォーラムがありました。 テーマは「モエレ沼公園とイサム・ノグチ」。 出席者はノンフィクション作家のドウス昌代氏、建築家の川村純一氏、世田谷美術館館長の酒井忠康氏でした。 以前テレビで酒井氏が浮世絵についてお話されていましたが、印象深い方でした。その酒井氏が進行役をされていました。 ドウス氏は華奢な体からものすごいパワーを発信されていて、素敵な女性でした。もう一度著書を読み返したいと思いました。お話の中で印象深かったのは、「彫刻家とは、立体人間である。」「ノグチは自家発電している。」「ずばぬけた柔軟な思考を持っていた。」「生きることを面白くする役目・・・芸術家の社会的貢献について」でした。 川村氏はイサム・ノグチが亡くなった後、引き継きモエレ沼公園造りに携わった建築家です。草月会館を造った時のイサム・ノグチとのエピソードが人となりを感じさせてくれました。ダヤンは川村氏のファンだそうです。 充実した2時間半でした。 札幌市民としてこの公園を誇りに思い、これからももっと楽しみたい、活用したいと思いました。 |