5月31日、津別峠に通じる「道道屈斜路津別線」が開通。冬期通行止めが解除されたものです。さっそく、週末に足を運んでみました。それにしても、いい天気。これは峠に登るずっと手前。上里の入り口あたり。数年前、新しい道路ができました。左が旧道で、崖と川に挟まれた道路でした。
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ちょっと寄り道して、旧上里小学校。3月でその歴史を閉じたばかり。まだ人のぬくもりが残っているような気がします。
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こちらも、3月で閉鎖された旧津別スキー場。あれだけあった雪も、ほとんど溶けています。
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車で約20分。津別峠の入り口に到着です。確かに、ゲートは開いています。さて登るか。
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左が、峠の頂上に通じる「ふるさと林道」。右が弟子屈町に下る道。
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一瞬、弟子屈町に足を踏み入れました。屈斜路湖がカントリーサインなんだ……。
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頂上です。展望施設から屈斜路湖を望みます。青いなぁ。
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言い遅れましたが、この津別峠の標高は947メートル。展望施設を含めると960メートルになります。眼下には駐車場。自転車で上って来た人たちがいました。土曜の午前中なので、まばらではありましたが、開通を聞きつけた観光客が足を運んでいました。
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駐車場の向こう側。遥か彼方に白く見えるのは、なんと大雪の山々です。
足を運んだみなさん
「来たかいがあったよ」
「今日はラッキーだったね」
「こんなにくっきりと見えたのは初めて」
と喜んでいました。
住んでいる人間としては、そう言ってもらえるとうれしいものです。
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左が雄阿寒岳。右が雌阿寒岳。彼らをほぼ同じ高さから見ています。雄阿寒が1,371メートル、雌阿寒が1,499メートルです。
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あちらは旧津別スキー場(サマッカリヌプリ)。
4月2日号〜16日号で掲載した「さようなら津別スキー場」では、あそこから屈斜路湖の景色をお届けしていたのです。
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左から斜里岳、標津岳、硫黄山、摩周岳。この写真でわかるのは斜里岳のみですが、肉眼ではいずれもくっきりと見えました。
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観光施設といえば、旅の自由帳。展望施設内に備え付けられています。6月1日からまだ2件しか書かれていない、ほとんどまっさらなノート。これから訪れるであろうみなさん……たくさん、旅の思い出をつづっていってくださいね。
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展望施設の中です。ひんやりと涼しい……。うどんやそばなども販売しています。
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空の青さを見つめていると、ついついその色だけを撮りたくなりました。「働きマン」という漫画で、登場する雑誌カメラマンが、必ずフィルムの最初と終わりに朝の空を撮っている、というエピソードがあります。が、それを真似したわけでは決してありません。それにしても、オホーツクブルー……本当に青い。
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さて下山するか。
帰りの道中、また阿寒の山が見えました。
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