2008.3.16 17:00配信


津別町のデジカメスケッチ

(webnews津別支局長:オオヤネ)



津別素描
公民館講座(その2)
「バターとスコーンとハーブティーで、おいしい午後のひとときを」



ここは、津別町食品加工研修センター。
みそや麺、パンなど、いろいろな食品を手作りできる施設です。ここで何が行われるか、というと……。




ずらり並んだハーブ!
そう、今日は、公民館講座ハーブ講習会の2回目。
先週(3月8日)のせっけん作りに続き、今回はハーブ入りバター作りが行われます。講師はもちろん、ハーブコーディネーターの渡部まさこさん。




バター100グラムです。このバターを……




タッパの中で平たくならします。




そして、お好みのハーブを加えます。
今日のハーブは、6種類。ガーリック、パセリ、オレガノ、ディル、バジル、チャイブ。いろいろブレンドしてみると、新しい香りが楽しめるそうです。それにしても、にんにくもハーブの一種なんですねぇ。




ちなみにハーブとはそもそも、香りがあって、生活に役立つ植物のこと。
今回のように食べ物を引き立てるだけでなく、前回のように石けんに混ぜ込んで役立てられるものもあります。
混ぜ終わったら冷蔵庫に保管。私は、ディルとバジル、それから胡椒をブレンドしてみました。香りの強いバターになりました(笑)。




せっかく作ったバターですから、塗って味わうための何かが必要です。ということで、お次はスコーンを作ります。
で、スコーンとは何ぞや?




スコーンとは何ぞや? というと、クッキーとパンの間の食べ物。
まずは、作ってみましょう。
小麦粉200グラム、ベーキングパウダー大さじ1、砂糖。これらをフードプロセッサーに入れてひと混ぜ。
注:このフードプロセッサーは、センターの設備ではありません。




次に、よく冷やしておいたバター100グラムをサイコロ状に切って、フードプロセッサーに入れてひと混ぜ。
さらによく冷えた牛乳100CCを加え、フードプロセッサーに入れてひと混ぜ。




フードプロセッサーから取り出して、打ち粉をふった台の上で、なめらかになるまで練ります。
めん棒で厚さ1.5センチくらいに伸ばし……




丸形で抜きます。
これで12個分作れます。




これまでは、講師のお手本でした。
さぁ、参加者で作ってみましょう。2班に分かれます。
フードプロセッサーでひと混ぜして……。
(この時点で、いろいろな味をブレンドします)




めん棒で伸ばして……。




一種類につき12個作って、天板に乗せます。




天板ごと、センター備え付けのオーブンに入れ、200度で10分〜15分焼きます。




焼き上がる間、講師のいれてくれたハーブティーをいただきながら談笑。
参加しながらの取材はせわしい(笑)。私はバター切り係でした。せわしいけれど楽しい。




チーン♪
焼き上がりました。




おいしそうです!




いろいろな種類を作ってみました。
クルミとコーヒー、バジルとディル、レーズンとシナモン、パセリとチーズ、レーズンとアールグレイなどなど。どれも香ばしくてサクサクしています。
メープルシロップや、先ほどのバターも付けると、なおおいしい。中には、ビールがほしくなる味付けもありました(笑)。


私としてはレーズンとシナモンが、香り、味ともにいちばん好きでした。

さて、2週にわたるハーブ講習会もこれにて終了。ごちそうさまでした。先週作った石けんも、自宅での乾燥が終わり、いつでも使用可能です。
私が今回の講習で知ったことは、ハーブのほんの少し。きっとまだまだ奥が深いんだろうなあ。今回の参加者には、庭で栽培している人もいるようですし。

今回の講師・渡部まさこさんによる、ハーブとスパイスのホームページ 「ブルーボトル」はこちら
http://www.bluebottle.ne.jp/





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