2003.8.12号 16:00配信
ゆうべつアウトドアクラブ主催の「せせらぎスクールinゆうべつ川」が9日と10日の2日間上湧別町ふるさと館JRYで開催されました。今回で6回目となるこのスクール、1日目は環境省環境カウンセラーで札幌市の小嶋章夫氏を講師に「もっと知りたい湧別川」と題しスライド交えながら太古の湧別川が形成される歴史や魚に優しい魚道の紹介のほか、「ニジマスなど外来種の移入がサクラマスやオショロコマなど在来種の減少に影響を与えている」と釣大会などでの安易な放流に警鐘を鳴らしていました。 2日目は札幌市にありユニオンデーターシステム活葉秀一氏を講師に湧別川で電気ショッカーや投網などの器具を使い魚や昆虫を捕獲する予定でしたが、台風10号の影響で濁流と化してしまいあらかじめ会のメンバーが本流と支流で採取した7個所の水を使い、パックテストと呼ばれる簡易測定法で酸性度やアンモニア分など9項目を検査し、生活廃水の影響や家畜の糞尿、肥料の成分を検出しました。この結果は後ほどクラブのメンバーがまとめ「湧別川支流のきれい度マップ」を作成することになってます。 |
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