2003.12.24号 03:00配信


湧別町のデジカメスケッチ

(写真:文 ゆうべつアウトドアクラブ)


湧別川みずワークショップ

湧別川のサクラマスを考える会主催の湧別川の水環境を考えるワークショップに参加しました。湧別川で一番大きな支流「生田原川」宿泊施設のキララン清里から吹雪の未除雪林道を四輪駆動車で30分ほど進み、工事用の杭が並ぶ中竹林会長とアドバイザーの環境省環境カウンセラー小嶋さんが凍てつく川で子供と一緒に手探りしてみるとたくさんの水棲昆虫がいて、取りも直さずきれいな川の証拠となりました。雪がタモの網目に張り付きヤマベは取れませんでしたが春にもう一度調査をするそうです。
午後からのワークショップには地元生田原の方や旭川、札幌から20名ほどの参加者が集まり、水が自然環境や生態系に与える影響について勉強した後、この川の状況について意見交換をしました。地元生田原の参加者から、国が建設を予定している農業用貯水池(ダム)の賛否について意見が出されダムの必要性に疑問の声が多かったようです。ちなみに、この辺りで一般的に見られる「クマザサ」実は「クマイザサ」が正しいそうで、9枚の葉っぱがあるからだそうです。筆者を含め、熊が笹に鮭を通して担いでいる某お煎餅の容器を連想し「熊笹」と思い込んでいた方が多かったようです。



キララン清里のロビー



水生昆虫採取



生田原川



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