2005.8.15号 07:00配信
二岬めぐり(神威岬・積丹岬) 神恵内から真っ青な日本海を左に国道229号線を積丹へ、岩肌にポッカリ穴の開いた「窓岩」、塩谷の窓岩より窓らしく中央に穴が開いていました。その奥には西ノ河原のゴツゴツした岩山がオドロオドロしく見えます。 神威岬トンネルを抜け岬へ向かう道に左折、気温30度を越す猛暑の中「女人禁制」と書かれた関所をくぐり万里の長城を思わせる道のりを20分息も絶え絶えで神威岬灯台に到着、神威岩をバックに証拠写真を撮って引き返すこと往復40分、運動不足の身にはかなりキツイですが苦労が報われるここの絶景は必見です。 国道へ戻り覆道の連なりを抜け積丹岬へ・・・・急勾配を登りつめ相変わらずの灼熱地獄、島武意(しまむい)海岸に通じる人がすれ違うのがやっとの小さなトンネル内はヒンヤリと出たくないほどですが連なる観光客で立ち止まることができず、真っ暗なトンネルを抜けると眼下に広がるシャコタンブルーの海岸線、日本の海岸百選に選ばれたのがうなずけます。 トンネルを戻り案内看板を見ると「右手300メートル岬灯台」の標記に先端症候群感染症の親子はためらうことなく突き進み・・・・ほどなく距離表示と舗装路面にだまされたことに気づき「心臓破りの丘」「胸突き八丁」という言葉が脳裏をよぎる坂道をあえぎながら登りつめ執念の先端制覇。 景色を眺める余裕もなくベンチに倒れこみ大休止!噴出す汗を拭いつつ証拠の写真撮影をして退散、下りはひざと太ももがピクピクし、アクセルを踏む足がツリそうになるのを抑えつつ国道229号線を積丹市街から古平でひと回り、海も山も両方楽しめる積丹半島でした。 |