2006.7.13号 09:00配信


白滝 ひらやま

(写真:文 ゆうべつアウトドアクラブ)


YU-PALへっぽこ登山隊4人組、今年は遠軽町白滝の「ひらやま」が初登山、これ以上ない快晴に恵まれ午前7時30分登山口に到着、すでに大型バスが1台、第1駐車場は15台ほどで満車、第2駐車場から続々と登ってくる登山者に、登山ブームもここまで押し寄せて来たようです。
天気に比例して気温も上がり、準備をして入山届を書き終ると一汗かいてました。
登り始めは、木陰が続くアプローチで涼しく快調に高度を上げ、滝のような汗が流れる頃、登り始めて約20分で行雲の滝、40分で冷涼の滝、目だけ涼んで先を急ぎ1時間20分で沢に残る雪とエゾノリュウキンカの群落、急にエアコンが「強」になったような涼しい風が吹き第1雪渓に到着、ここで先発の団体さんに追いついてしまい、長蛇の列を抜き去るほどの気力も体力もないので大休止。気合を入れなおし、例年よりやや大きめの雪渓を一気に直登、振り返ると支湧別の山並が見事なパノラマを見せていました。
小さな雪渓を過ぎ第2雪渓も一気に登りきり、ハイマツ群の中を抜けると景色が開け稜線の分岐、ここまで2時間10分。左は平山(ひらやま)山頂、右は比麻良山(ひまらやま)の標識、へっぽこ登山隊は当然山頂に向かうルートで、馬の背状の花畑は帰りに見ることして、2時間40分で山頂に到着。
ゆっくり昼食をとって広いテーブル状の山頂を散策、表大雪の黒岳は雲の中でしたが遠くにトムラウシ、眼下には大雪湖が望め、裏大雪?昨年登ったニセイカウシュッペの大槍、小槍がクッキリと見えました。
花畑には、コマクサやイワブクロ、エゾノツガザクラが見ごろを迎え、記念撮影でごった返す「分岐」を後に下山を開始、下りは一気に高度を下げ2時間で無事登山口に到着、一目散に新装された白滝温泉へ向かい、運転手を尻目に生ビールで安着の祝宴と相成りました。


へっぽこ登山隊
冷涼の滝
行雲の滝
エゾノリュウキンカ
第1雪渓の行列
支湧別の山並
稜線の分岐
山頂からニセイカ方向
黒岳
ニセイカウシュッペ
コマクサ
エゾノツガザクラ
イワブクロ


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