2006.9.18号 09:00配信
YU-PALへっぽこ登山隊第2弾は、町教委が主催する町民登山「チャレンジ山歩きの集い」に便乗し、武華岳1758.5メートルに挑みました。 湧別を朝6時に出発、遠軽を通って留辺蘂の国道39号線を石北峠に向かい、8合目の標識を目印に右に折れ武華岳林道を15分ほど進むと登山口に到着、すでに管外ナンバーのワゴン車2台が先行していました。 入山届を出して8時過ぎに出発、常呂川最大の支流無加川のさらに支流イトムカ川左岸の林道跡を登り始めると、まもなく水音が大きくなり滑滝の白流れが目に止まります。 早朝の涼しい木陰が続き出発して15分ほどで分岐点、反時計回りに右のコースを進み沢沿いから針葉樹の森林帯に入ると徐々に高度が上がり、へっぽこ隊員は早くも喘ぎ出し2周り近い先輩諸氏の健脚に遅れないようしたたる汗をぬぐが、帽子のツバからは滝のように流れる汗、不摂生のせいばかりでなく今年は気温が高いらしい!? 1,547メートル付近のハイマツ帯をかき分け稜線に出ると景色が一変、雲間に温根湯の町並み眼下には石北峠のうねった道、さらにハイマツ帯をかき分け1,745メートルの稜線に出ると正面には武利岳から北大雪を一望でき、思っていた以上の絶景に感激しました。 ゴツゴツした岩が城壁のような山頂は登り始めから2時間40分で到着、風を避けるのによい岩場で昼食を取り11時30分下山開始、山頂からライオン岩に続くコルの湧き上がる雲が刻々と変化する様子にしばし見とれ、ライオン岩の脇を左に折れ下り始めて振り返ると、その名の通りライオンに見える岩が紅葉の中に横たわりまたまた感動!! 急な下りに緊張ぎみに進むと足元が大きくえぐれ、トラロープを伝う足場の悪い所が続きますが、地球の引力のおかげで山頂から1時間半シラカバの林を抜けイトムカ川の右岸に出てしばし休憩、ここから今朝通った分岐点を経て30分で登山口に到着、無事武華岳を制覇しました。 登山道脇には絶品の湧き水が黒い塩ビ管で引かれ、まさに「命の水」帰り道でタップリ堪能し、峠の麓名湯つるつる温泉が手招きをしているので当然ひと風呂、なぜかお風呂券に生ビール1杯?が付いて850円・・・・筆者は断る術を持ち合わせず、後輩のハンドルさばきに命を預けることにしました。 1時間ほど入浴し夕方5時には自宅に戻る、計ったような日程どおり進行はお見事! 下見から引率まで町教委の担当職員に感謝します。 ご苦労様でした。 |