2000.8.14号 09:00配信
7月26日から30日まで、札幌市の札幌市民ギャラリーで開催されていた第29回公募北海道陶芸展において、常呂町の井川昇勝さんが北海道知事賞に輝きました。これは、文部大臣賞に次ぐ栄えある賞だそうです。 井川さんは常呂町の出身。地元の常呂高等学校を卒業後、常呂町手工芸の館に勤務のかたわら創作を続けて、現在は「陶芸ハウスところ」の実質的な館長をしております。まだ30歳前後と若く、独身です。嫁さん募集中です(笑) 地元の陶芸家絹張信良さんに師事し、町内岐阜の「育み窯」長谷川育子さんとともに常呂町手工芸の館ができたときからのスタッフでした。早くから、本州の窯元を周り、特に「焼き」に関しては網走管内ではかなりの陶芸愛好家からの絶対の信頼があります。 陶芸ハウスは、常呂町手工芸の館が民営化して今に至りました。 信楽の粘土と常呂町にある粘土のブレンドで独特の土の色があり、特に流氷をモチーフにした「流氷焼き」は、内外に定評があります。陶芸ハウスところでは、簡単陶芸教室やじっくり陶芸コース(すみません、この名称は筆者が勝手に書きました)など、しばし時間を忘れて楽しみ事のできる「空間」があります。 今回の受賞作品は下記のとおりの方々です。 今回の受賞作品の鑑賞が陶芸ハウスところでできます。または陶芸ハウスではいろいろな器や皿などの販売を行っておりますので、是非お気軽にお立ち寄りいただき、ご覧になってください。
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