週刊@つべつ2001.4.9 10:00発行 第2号

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          北海道津別町の情報をお届けします!
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  【目次】

  ・町長の、つべつ随想「愛林のまちへの教訓」(津別町長 高瀬毅)
  ・大作の農業日誌(農業青年・大作)
  ・津別の青春群像(津別町青年団体協議会・会員K)
  ・今週の学校(上里マック隊長・内田みどり)
  ・ためしてみてね!(週刊@つべつ編集部)
  ・コミック評論(編集長:大矢根)
  ・リサイクルコーナー「捨てる神・拾う神」
  ・編集後記

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              町長の、つべつ随想
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 週刊@つべつに、高瀬毅津別町長が、毎週エッセイを書いてくれることにな
 りました。(編集長)

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 ●●・    「愛林のまちへの教訓」
 ●・
                          津別町長 高瀬 毅
 
 融雪が進むにつれ、心も明るく、希望が湧いてくる季節・・・。
 川の氷が落ち、せせらぎの音を聞くと気持ちが和む。

 先日、こんな話を聞かせてもらった。私の町の神秘の湖、チミケップ湖。そ
 の周辺にある原生林の、野鳥の森に飛来する野鳥が少なくなったという。

 原因は、森を形成する木が古木化し、花が咲かず実を付けなくなったことで
 はないかという。「森林に手を入れ、森を若返らせることが必要」と、自然
 修復に関わる方から聞かされた。「森林は、植え、育て、伐る。こんなシス
 テムに従って、常に人間が支えなければならない」と。

 愛林のまちを宣言した津別。これから森林をどう経営するのか、極めて含蓄
 のある教訓を受けたような気がした。

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              大作の農業日誌
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 津別といえば、愛林のまち(昭和59年に宣言)。林産業がとても盛んです。
 そして、農業も大事な基幹産業。その辺のことを、彼に語ってもらいます。

 ◆
 ◆◆・・・「大作の農業日誌」
 ◆

 おばんです。先週、スキャナー買いに北見まで行ったけど雪が少ないねー!
 雪はもう無いし畑の表面が乾いて灰色になっているところもある。町内も雪
 がなくなって真っ黒のところからまだ真っ白なところまで、文字どおり色々
 だね・・・ちなみに大作のところはまだ10センチはあります。
 
 さて、今週の作業は「ビート苗ハウスの管理」だね。3月中旬に種をまいて
 今は双葉の次の本葉がどんどん大きくなってきてるとこ。昼間は気温を15
 度前後に保ち夜は5度以下にしない。ビニールハウスの中にさらにビニール
 のトンネルがあって2重になってるけれど結構この温度調節が大変。昼間は
 太陽の光だけで@言うまに温度が40度以上になって焼けてしまう。夜は気
 温が外気とほとんど一緒になるからいかに昼間のうちに地温を高められるか
 がポイント。最近は、ジェットヒーター(一晩で40Lの灯油を消費する暖
 房)があるからしばれて枯れるって言うミスはほとんどなくなったね?

 2・3枚のビニールで銀世界の中に春を作り出すんだからすごいねー。さて
 温度でも見てくるか・・・
                                (大作)

 いよいよ農作業の季節到来。今年も頑張れ、大作!(編集長)

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              津別の青春群像
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 現代社会、若者たちの生きざまを赤裸々に描く、このコーナー!
 しかし、少しダレてんじゃねーのか、若者共よ!?

 ◆
 ◆◆・・・「津別の青春群像」
 ◆

 あー二日酔い。っとすみません。津青協の第1回役員会が開かれました。総
 会によって選ばれた、初々しい役員が中央公民館会議室に集合して、役員会
 を開きました。
 最初の会議という事で、引継ぎと総会の反省が中心となりました。後半に今
 年度の計画について議論してましたが、夜10時公民館閉館時間となり、急
 きょ「明日も役員会を開こう」ということになり約2時間の会議は終了した
 
 ・・・ところがそのまま帰る役員ではありませんでした。つべつの某飲み屋
 に流れていき、そこで企画会議が始まりました。魔法の水を飲んだ若者たち
 はとても元気になり、夢のような企画を出し合いさらに2時間、熱く活発な
 意見を交わしながら会議は終了しました。なんか今年もとっても楽しい団体
 になりそうです。(注:飲んでたのではありません)
 
 ・・・だから原稿提出遅くなりましたごめんなさい編集長。次はしっかり期
 限を守ります。
                             (津青協・K)

 頼むぜ、ほんと。それはそれとして、魔法の水ってやつ、今度おごってくれ
 よ、Kくん。俺は泡の出てくるやつがいいな。(編集長)

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              今週の学校
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 715.88キロ平方メートルと、広大な面積を有する津別町。市街地の他に、部
 落が町内各地に点在しています。地域の子供たちが通う、小学校は5校、中
 学校は1校(市街地には小学校1校、中学校1校)。規模の大きいところも
 小さいところも、個性豊かな学習活動をしています。それぞれの学校の、生
 の声をお届けします。
 
 ◆
 ◆◆・・・「もういくつ寝ると、新学期〜」
 ◆

 新1年生、新しい教室、新しい校務分掌(=授業以外の仕事の分担のこと)
 ・・・。春は新しいものがいっぱいでウキウキです。 しかし、一方で伝統
 ある本岐中学校が閉校してしまって、ちょっとさみしくなりましたね。(本
 岐小学校は改築されますが・・・) 

 先日は本岐中学校で使っていた物の中に、各学校で使えるものがないかを探
 しに行ってきました。 我が上里小学校は、「だいぶ古くなっちゃったけ
 ど、年に1回しか使わないし・・・」と思って買うのをためらっていた「座
 高計(座高を測るやつ)」をはじめ、ピアノのカバー、鉄琴、電動ろくろ、
 机などをゲットしてきました。ついでに絵の具、新品のほうき1本、ぞうき
 ん、使いかけの釉薬(=焼き物のうわぐすり)などもゲットしてきました。

 地球にやさしくリサイクル、というよりは、バーゲンのおばちゃん状態の一
 日でした。
                   (上里マック隊長  内田みどり)

 このあとの「捨てる神・拾う神のコーナー」もよろしく!(編集長)。

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              ためしてみてね!
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 各家庭に伝わる、生活の知恵。迷信と笑うなかれ、思わず納得の裏技・・・
 もとい、おもしろ情報。ぜひお試しあれ!

 ◆
 ◆◆・・・「キッチンタイマーで目覚まし」
 ◆

 「春眠暁を覚えず」という言葉があるように、この時期は何だかとっても朝
 がつらい・・・っていう人、多くないですか?布団の中がポカポカで「あと
 5分・・・」とか思って寝ているうちに、トンデモナイ時間になったという
 経験は、きっと誰でもあるでしょう。

 そんな時にオススメなのが「キッチンタイマー」!時間になるとピピピピッ
 ていうアレです。普通の目覚まし時計よりも「何分だけ寝る」っていう設定
 が簡単だし、最長90分=1時間半くらいまで対応してるから、ちょっとし
 た仮眠にも使えます。

 私は寝床のそばに鉄製のゴミ箱を置いて、そこにデジタル式のキッチンタイ
 マーをくっつけています。もうすっかり寝床が定位置になっちゃってて、キ
 ッチンに連れて行かなくなっちゃったなあ・・・。
                        (週刊@つべつ編集室)

 いや、2度寝ってほんと、気持ちいいんですよね。にしても、先ほどの酔っ
 払い津青協軍団といい、春のせいか、タルんだネタが多いな。みんな大作を
 見習え!(編集長)

 
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               コミック評論
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  いきなりですが、古今東西の漫画作品を評論するこのコーナー。編集部随
 一の漫画評論家、大矢根編集長が語ります(唯一の、ではないところがミソ)。
 もちろん、津別の情報とはなんの関係もありませんので、あしからず。息抜
 き程度にお読みください。ちなみに、不定期連載です

 ◆
 ◆◆・・・「マスターキートン」(原作・勝鹿北星、作画・浦沢直樹)
 ◆     ビッグコミックオリジナル連載(1988〜1993)

 (あらすじ)
 日本人とイギリス人のハーフ、平賀・キートン・太一。パッと見は変人だが
 実はオックスフォード大学で考古学を専攻していたエリート。しかも英国の
 特殊部隊に所属していた経験もあるという異色の経歴を持つ。いつかドナウ
 川流域にヨーロッパ文明を発掘したいと夢を抱いているが、考古学では飯が
 食えないため(そんな事情は世界共通らしい)、ロイズの保険調査員(探偵)
 のアルバイトとして世界中を飛び回っている。離婚歴があり、高校生の一人
 娘がいるが、別れた妻に未練たらたらである。
 
 考古学漫画というべきか、国際情勢漫画というべきか。とにかく毎回、いろ
 んなウンチクがかなりのレベルの高さで語られている(ときにはプリンとか
 チョコレートケーキとかまで)。まさにMASTER(達人)的な漫画だった。
 初めて読んだのは高校1年生のとき。なんだか読んでいると頭がよくなるよ
 うな感じがして、夢中で読んだ。
 考古学はかっこいい学問だと単純に憧れた。また当時、湾岸戦争(1991
 年)が起こり、劇中でキートンがイラクに潜入し活躍するという話があって、
 そのリアルタイムなストーリー展開にもゾクゾクした。

 その後高校を卒業し、大学に入ったが、その講議に「考古学概論」というも
 のがあった。その最初の講議のとき、教授が言った「マスターキートンとい
 う漫画とは違います。考古学は、地道でお金にならないものです」。それで
 もその教授の考古学ゼミには30人以上の学生が登録した(ほかのゼミが平
 均10人前後)。そのゼミ生達に直接考古学を選んだ理由を聞きはしなかっ
 たが、マスターキートンの影響であることは、まず間違いないだろう。

 昨年、ある考古学関係者が発掘品のねつ造をしていたことが発覚したことが
 報道されていた。本人の話によると「成果をあげたかった」ということだっ
 た。

 「人間は、なぜ学ばなければならないのでしょう」と、イギリスの廃校間近
 な夜学の講師として、キートン先生は社会人学生らに語った(第3巻)。

 もう一度、マスターキートンを読んでみたくなった。学ぶ、とはなんだろう。
 学校で教わることだけが、学ぶことではないのだ。こうして、メールマガジ
 ンを発行していくという作業の中からも、学べることがあるのだ。

 というわけで、学んでみたいと思った人は「週刊@つべつ」のスタッフにな
 ってみませんか?(何というオチ!)
                          (編集長 大矢根)

 取り上げてほしい漫画を募集します。また、学んでみたくなった人(=スタ
 ッフになりたくなった人)も募集します。
 宛先は mailto:ohyane18@jasmine.ocn.ne.jp まで

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         リサイクルコーナー「捨てる神・拾う神」
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 いらないものは捨てる前にここへ、お探しの人はまずここへお立ち寄りくだ
 さい。モノは天下の廻りもの。楽しくリサイクルの輪を広げよう!

 【ください】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◆

   ○テレビデオ
    ▼コメント/画面サイズにはこだわりません。ビデオがみられれば
          それで結構です。
    ▼依頼者 /オカジマン(北見市)
    ▼本件のお問い合わせは編集長まで
     mailto:ohyane18@jasmine.ocn.ne.jp

 ◆・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◆

  なお、このコーナーは無償提供や、物物交換を原則としています。
  ご了承下さい。

  ※掲載品のお問い合わせや、掲載希望はメールでお願いします。
   mailto:ohyane18@jasmine.ocn.ne.jp
                              (編集長)

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                編集後記
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 はやいもので、もう2号。
 反響の大きさにびっくりしているところです。
 このままみなさんの期待を裏切らず、もっと楽しい、@驚く津別の情報を提
 供していきたいと、スタッフ一同、身の引き締まる思いです。
 よりよい内容にするためにも、スタッフを募集しています。津別在住の有無
 は問いません。どなたでもけっこうです。アイデアや原稿を提供して下さい。
 お待ちしております。
                           (編集長:大矢根)

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  週刊@つべつ 2001.04.9 No.0002 毎週月曜日発行(北海道津別町)
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 マガジンID:0000063355
 発行元:@つべつ
 発行人&編集長:大矢根健一 mailto:ohyane18@jasmine.ocn.ne.jp
 編集スタッフ :うつのみや、みどり、EN
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