週刊@つべつ2003.1.6 10:00発行 第93号
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北海道津別町の情報をお届けします! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━……………………━━━ 週刊@つべつ ━━━……………………━━ ━━━…………………━━▼ 2003.01.06 No.0093 ▼━━…………………━━━ ・ ┗━━━━━━━━━━┛ ・ ・・・・・・・◆◆・・・・・・・ ☆このメールマガジンは、町民有志によるスタッフが独自に編集作成し、皆 さんのもとへお届けしています。 (週刊@つべつ編集部) ……………………………………………………………………………………………… 〜contents〜 ……………………………………………………………………………………………… 巻頭連載・津別町の地名起源(三好勲) 津別トピックス 行事・イベント掲示板 ためしてみてね(グリーン・グリーン) 今週の一冊(図書子) 津別素描 募集中!広告のコーナー 募集中!読者投稿のコーナー 編集のつぶやき(週刊@つべつ編集部) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 巻頭連載・津別町の地名起源 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 三好勲/著 津別町の地名起源(昭和53年刊)より ☆昭和48年から9年間、津別高校で教鞭をとっていた三好勲さん(現・北 海学園大学講師)が、当時出版された「津別町の地名起源」。ご本人の許可 をいただいて、メルマガ誌上で復刻しています。 ---------------------------【和語の地名】--------------------------- -------------------------------------------------------------------- 53 東町(ひがしちょう) -------------------------------------------------------------------- 国鉄による本町の玄関口とその通り、大通りの一部、一条通りの東側シネマ 通り、農協事務所などを包含する繁華街。市街地第二の人口と世帯数。宮下 町を中心にして東にあたる町。 ※編集部注:現在は一般に「ひがしまち」と言われています。 -------------------------------------------------------------------- 54 青葉町(あおばちょう) -------------------------------------------------------------------- 有力な製材工場・幼稚園、寺院・住宅街。市街地第三の人口と世帯数。 (次号に続く) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 津別トピックス ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆最近の、津別町の出来事をお知らせします。 ----------------------【大晦日・除夜の鐘突き】---------------------- 鐘楼堂(鐘つき堂)が新しくなって初めての「除夜の鐘」となる2002年 12月31日、順誓寺を訪れてみた。 ライトアップされている事もあるのかもしれないが、どーんと存在感がある。 さすが新しいだけあって、木製の部分が白く輝いてみえた。近くに寄れば木 の香りがしたのかもしれないが、遠巻きに撮影しているうちに寒さのためい つの間にか車に引き返していた。 鐘は以前の物を引き継いでおり、見た目とは対照的に赴きがある。訪れた人 たちは、大きな音、小さな音、それぞれ個性豊かな音色を響かせながら突い ていました。 さて、取材を終えて帰り道、市街地の中心五差路を通りかかった。時刻は年 が明けて0時10分、気温マイナス20.3度。寒いわけだ。でもこれから の天気は晴れ。初日の出は安心して拝めそう。 ☆鐘楼道、五差路の画像・除夜の鐘の音はこちら↓ http://www6.ocn.ne.jp/~sat/03_0106topics1.html (うつのみや) -------------------------【元日・初もうで】------------------------- 12月31日午後11時50分ころになると、津別神社の境内に、少しずつ 人が集まって来ました。 いつもなら20分前には長蛇の列ができるのですが、何せ(除夜の鐘のとこ ろでお話ししたように)気温はマイナス20度以下。こういう年は、人の集 まりも、いつもよりちょっと鈍りがち。 それでも、5分前になるとようやく、たくさんの人が社から鳥居まで列をつ くるという、例年おなじみの光景を目にすることが出来ました。 境内にはラジオ「ゆく年くる年」が流れ、年の明けるのを皆で待ちます。 そして1月1日午前零時。 今年も無事迎えることができた新年に、みんなそれぞれの願いを、手を合わ せてお祈りしていました。 寒い夜中には少なめだった参拝客も、日中になると増え始め、午後3時ころ までとぎれなく訪れたそう。結局、今年も例年なみの人出となったそうです。 みなさんは、今年一年に向けて、何をお願いしましたか? ☆初もうでの画像はこちら↓ http://www6.ocn.ne.jp/~sat/03_0106topics2.html (編集長) -----------【新春恒例の、小中学生書き初め大会が開かれる】----------- 1月5日、小中学生を対象にした新春席書大会が、中央公民館で開催されま した。 主催は、津別町商工会青年部。今回で36回を迎える伝統行事で、津別町の 子どもたちに、日本の伝統である「書」の楽しさ、すばらしさを経験しても らうことを目的に、開催されているものです。今年も100人以上の子ども たちが参加し、学年ごとに決められた課題の字に、のびのびと筆を振るって いました。 入賞者は19日に行われる表彰式で、表彰を受ける予定です。 入賞作品は、17日まで次のところに展示されています。ぜひご覧ください。 特別賞〜北見信金津別支店、網走信金津別支店、津別郵便局 金・銀・銅賞〜中央公民館 ☆書き初め大会の模様はこちら↓ http://www6.ocn.ne.jp/~sat/03_0106topics3.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 行事・イベント掲示板(掲載記事募集中!) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆行事・イベント掲示板への掲載を希望する方は、編集長までメールくださ い。掲載を希望する号(月曜日発行)の、前の週の木曜日までにお願いしま す。 宛先はこちら↓ mailto:ken-mary@cream.plala.or.jp ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ためしてみてね ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆各家庭に伝わる、生活の知恵。思わず納得の裏技・・・もとい、おもしろ 情報。ぜひお試しあれ! ---------------------§ 節約シールプリント §--------------------- パソコン界ですっかりおなじみのシールプリント。プリクラ風にしたり、オ リジナルシールを作ったり・・・。でも、シール用紙って意外と高価ですよ ね。今回は、シール用紙を無駄なく使う方法を紹介します。 シール用紙の中で、いちばん使い勝手が良いのは「フリーカット用紙=全く 切れていないので自分で切るやつ」です。A4版20枚で1000円くらい です。その用紙を「はがきサイズ」に切って使います。A4の用紙を縦横に 4等分すると、見事に「はがきサイズ」になります。ビデオテープの背ラベ ルは、この「はがきサイズ用紙」で5枚できます。はがきサイズなので、プ リンタにも見事に対応しています。お得なこの方法、ぜひためしてみてね! (グリーン・グリーン) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 今週の一冊 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆津別の書庫、中央公民館図書室。そこには毎月、たくさんの新刊が入荷し ます。文学、教養、随筆、実用、児童、絵本・・・。それらの中からおすす めの一冊をピックアップ!皆さんにご紹介します。 --------------------------◇ 宮本武蔵 ◇-------------------------- 吉川栄治/著 講談社 2003年のNHK大河ドラマに決定した吉川栄治の『宮本武蔵』を紹介し ます。といっても、吉川栄治の代表作ともいわれるこの本は、発行部数だけ でも一千万部を超え、長い間日本人に愛されてきた本です。ご存知の方が多 いでしょう。最近では、吉川栄治の原作を元にした、井上雄彦氏の『バカボ ンド』(英語vagabond―放浪者、ごろつきの意味)が同じく一千万部を超え たそうですが、まず日本一の剣豪と言うと真っ先に思い浮かべるのが宮本武 蔵でしょう。 ただ、この宮本武蔵という人は歴史資料がほとんど残っていないので、昭和 6年の読売新聞の座談会では、直木三十五氏と菊池寛氏が「宮本武蔵がほん とに名人か否か」の論争を行い、これを側で聞いていた吉川栄治が菊池寛の 味方として「武蔵名人説」を実証するために、この小説を書いたという話がの こっているそうです。歌舞伎や講談の中で、語り継がれた勧善懲悪の宮本武 蔵像が日本人の印象なのですが、吉川栄治の作品もほぼそれが元になってい るようです。 この小説の中で武蔵は、悩み苦しみながら成長していくようすが描かれてい ます。「煩悩と闘争の生涯において、彼の持つ本能のままにもがき、悩み、 かかる人間の宿命を剣に具象し、その修羅道から救われるべき道を探し求め た命の記録。それが宮本武蔵であった。」と吉川栄治は語っていますが、日 本人に『剣で道を極めた者』のイメージを焼き付けたのは、この本だったと いっても過 言ではないでしょう。昭和10年8月〜昭和14年7月(途中 一年あまりの休載があった)計1013回、朝日新聞紙上に連載されたこの 小説は、楽しみの少ない時代の心待ちにされていた、娯楽だったのでしょう。 本の内容からは、随分と離れた紹介になってしまいましたが、いまさら宮本 武蔵とは…と言わなくてもほとんどの人が知っている本だと思います。(あ るいは、ドラマや漫画などで)来年大河ドラマ、42作品目となる『宮本武 蔵』。今一度、手にとって読んでみませんか? 宮本武蔵役としてお茶のC Mでお馴染みになってきた市川新之助、ヒロインのお通に米倉涼子、武蔵の 父親としてビートたけしという配役で話題をよんでいます。ドラマを見ても 見なくても、話題の小説をいかがですか? (図書子) ☆画像はこちら http://www6.ocn.ne.jp/~sat/03_0106book.html 中央公民館図書室(6ー2713) 開館時間 午前10時〜午後6時 休館日 月曜日、祝日、年末、年始(図書館整理期間) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 津別素描 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ -------------§ 1月4日の津別。降雪量は34センチ §------------- ☆画像はこちら↓ http://www6.ocn.ne.jp/~sat/03_0106sobyo.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 広告のコーナーです(募集中) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ hshshshshshshshshshshshshshshshshshshshshshshshshshshs シンク・ハーツ の広告 No.25 2003.1.6 http://lilac.hokkai.net/~hoi/topmenu1.htm 愛読者のみなさん、新年おめでとうございます。Sync-heartsの勝谷です。 《強制合併に抗するうねりを大きく》 昨年はみなさんにとって、どんな1年だったのでしょうか? わたくしにとっては、とてもエキサイティングな年でした。 3年間の出稼ぎ単身赴任で体調悪化。退職へのさまざまな仕事の整理。帰郷 とSOHOの立ち上げ。強制自治体合併の天災。それとの闘い。のんびりするつ もりの1年が、あれよあれよとめまぐるしい1年になっていました。(家族 に言わせれば全てがわたくしの性格のなせる「災い?」とか) 「寡黙の人」を心がけたはずがいつしか、小さな自治体から自治権を剥奪す る発言を見過ごすのは国民の義務回避と考えるにいたり、声を上げていまし た。 はからずも、町村長の中にも同じように自治権の主張と地方分権の確立を叫 ぶ動きが広がってきたことを、とても心強く感じた年でした。 「合併しない宣言」をした福島県矢祭町の根本町長から資料を送ってもらっ たのが、私の「市町村合併問題研究のスタートでしたが、その根本町長も呼 びかけ人となって2月には長野県栄村で「小さくても輝く自治体フォーラム」 開催が準備されています。 昨年春退職まで、同じ「北海道自治体情報システム協議会」の理事としてお 世話になった逢坂ニセコ町長もフォーラムの呼びかけ人。帰郷の挨拶を兼ね て期待のメールを送りました。 山田栗沢町長には、電話で30分ほどにわたり全国モデルの合併と言われた 「さぬき市」での「見込み違い」の実例や、全国町村長大会での大臣挨拶へ のヤジ怒号など、生々しい「町村長の怒り」を聞かせてもらいました。 このほかにも、インターネットを通じて幾人かの「研究者」の分析や理念に 直接触れることができました。 わたくし個人の信念で「強制合併反対」の声をあげて研究に踏み出したこと が、思いがけず町村長や研究者との意見交換の機会に恵まれ、大きな勉強が できた1年だったと思います。 昨日の新聞社説にも、あの悪名高い「西尾私案」の草案者「西尾勝」教授を して「予想を超えた北海道の広さを体感して、私案の大幅修正の可能性を言 わせたのでは?」と書かれていました。マスコミ報道も市町村合併問題への 視点が深いところまでたどり着いたという実感です。 市町村合併問題は、むしろこれから地方自治の主役となる「若い世代の問題」 です。若くして「寡黙の人」を決め込まず積極的に発言し、そのための学習 を深めて「強制合併に抗する」うねりを大きくしてほしい2003年だと痛 感しています。 わたくしも若い人たちとともに、「合併しない津別町のまちづくり」の具体 的なアプローチを積極的に提起していこうと年頭に誓いを立てましたので、 今年も「寡黙の人」はお預けです。 -------------------------------------------------------------------- ☆週刊@つべつでは、津別町のお店や企業からの、広告掲載を受け付けいて います。津別町の特産品やおいしいお店、宿泊施設などを全国にアピールす ることが目的です。掲載料は「無料」です。お待ちしています。 宛先はこちら↓ mailto:ken-mary@cream.plala.or.jp ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 読者投稿のコーナー ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ -----------------§ 北見市・溝渕博志さんの投稿 §----------------- 昨日、津別の実家に行った時に掲示板に書いてあった、旧スキー場の事を思 い出してお便りします。 私も、ここのスキー場で育った一人です。冬になると、朝早くから暗くなる まで滑っていたように思います。何せ当時、リフトが無く登る時大変だった ことを今でも、憶えています。 北見市・溝渕博志 ☆溝渕さん撮影・元祖津別スキ−場の写真↓ http://www6.ocn.ne.jp/~sat/03_0106dokusha.html ☆投稿ありがとうございます。写真まで添えていただいて、楽しく読ませて いただきました。 達美の元スキー場ですよね。ここだったんですか。だいたいの場所しか知ら なかったもので…。 津別町の地名起源などでも、今は場所が分らないところがあったりします。 津別に来て日の浅い私よりも、読者の方がよくご存じなところも多いと思い ます。懐かしいな、というところや、お気付きのところがあれば、ぜひ教え てください。 (編集長) ☆読者の皆さんからの投稿を募集しています。津別に対して感じていること、 メルマガの感想など、お待ちしています。掲載ご希望の方は、編集長までメ ールください。掲載を希望する号(月曜日発行)の、前の週の木曜日までに お願いします。 宛先はこちら↓ mailto:ken-mary@cream.plala.or.jp ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 編集のつぶやき ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆明けましておめでとうございます。年末にパソコン周辺機器を衝動買いし てしまいました。色々な物が発売されて、そして安くなっていく。どれをい つ買えばいいのかこれがイヤだ!と言う人もいるけれど私にとっては楽しみ。 今年はどんな物が出てくるのかなぁ? (うつのみや) ☆あけましておめでとうございます! 最近、タイピングソフトに夢中です。(ポストペットの「打モモ」っていう やつです。)「かな入力」の方は「2段(^_^)」の成績ですが、「電卓 入力」の方は何度やっても「7〜5級」です・・・。(T_T) ☆あっという間のお正月でしたね。みなさんは、いかがお過ごしだったでし ょうか?☆私は、大晦日、初もうでを取材したスタッフとともに年越しを過 ごしました。それにしても、一年の変わり目を、メルマガ編集作業しながら 過ごすとは。私たちって、メルマガ編集員の鑑ですね(??)☆それでは、 来週号(1月13日配信)も、お楽しみに! (編集長) ◎このメールマガジンは、オホーツク圏の総合情報サイト 日刊web新聞 「webnews」のご協力をいただいて製作しています。 webnewsはこちら↓ http://www.webnews.gr.jp/ ◎「週刊@つべつ」のスタッフになりたい方は編集長まで mailto:ken-mary@cream.plala.or.jp ◎週刊@つべつのホームページはこちら http://homepage3.nifty.com/2be2/ ◎「週刊@つべつ」のバックナンバーはこちら(創刊号から見られます) http://www.webnews.gr.jp/tubetu/mag/backnumber.html ◎津別町のホームページはこちら http://www.town.tsubetsu.hokkaido.jp/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 週刊@つべつ 2003.01.06 No.0093 毎週月曜日発行(北海道津別町) ──────────────────────────────────── マガジンID:0000063355 発行元:@つべつ 発行人&編集長:大矢根健一 mailto:ken-mary@cream.plala.or.jp 編集スタッフ :うつのみや、みどり、EN、しゃん ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 登録・解除は下記のアドレスより自由に行えます。 http://www.webnews.gr.jp/tubetu/mag/tsubetsu_mag2.html 週刊@つべつに掲載ご希望の方はメールでご連絡ください。 編集長 → mailto:ken-mary@cream.plala.or.jp |