2001.6.28号 07:00配信
【ごりさんメール】
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ごりさんは奥さんの幸さんと別れ、またひとりで歩き出しました。幸さんと一緒の間は、歩くにも話し相手がいて、また温泉にも泊まり、楽しいひとときを過ごしたのでしょう。それを「人間らしい時間を過ごした」と書いています。 昨日の子どもの問題、学校で信じられないような行動をとるのはどうしてなのか考えた時、物が豊富で何の苦労もなく育つ子達が、我慢や辛抱を知らずに育ったからではないかと思ったのです。それで、うちでももっと子どもに厳しくというか、きちんと暮らして育てなければいけないかと思ったのです。ところが夫の意見は反対で、家庭で厳しく「あれはダメ、こうしなさい」とうるさく育てられた子の方が、学校で伸び伸びとするのではないかと言うのです。ある先生も同じことを言っていました。放課後も塾だの習い事だの、大人の管理下から抜けだせないで、子どもが自分で考えて行動する余裕がないと。それで授業中に自分の時間を過ごすのでしょうか。先生もやさしく話を聞いて対応してくれるから、余計したい放題なのかもしれません。 とにかく家庭と言うのはやはりくつろいでゆっくり安心できる場所であるべきには変わりないと思います。ごりさんも、奥さんと楽しい時間を過ごして、気持もフレッシュできたはずです。子どもも、家で安心した時間を過ごすことで、いやな事にも立ち向かったり正しい方に進んでいく力を自然と養うのではないでしょうか。いつもの普通の生活が一番大切なような気がしました。さあ、掃除しておいしいご飯を食べましょう。 |