2002.2.1号 07:00配信


さくらうめこの梅小路

1月31日(木)ランの思い出

(サロマ町:うめこ)



我が家で忘れられない犬が“ラン”である。かれこれ20年ほど前、友人の車が峠を通りかかった時についてきた子犬を我が家で預かったのが始まり。家族の一員となり、仲良く楽しい日々を過ごした。子犬の頃は本当にやんちゃで、その当時小さかった子どものおもちゃもみんなかじられ、極めつけは真新しいお父さんの革靴もぼろぼろにやられたものである。成犬になってからは落ち着いて、子どもが手にお菓子を持っていても絶対にかじらないので、おばあちゃんにえらい犬だとほめられたこともある。ビジン犬で近所のワン公に良くもてて、子犬を2回7頭ずつ生んで、あちこちに分けて、孫まで生まれた。

14才になった年に突然歩けなくなって、最後は台所に寝床を作り、毎日点滴を受けたりしながら静かに亡くなった。今でも子ども達は「ランが一番かわいかった。」「ランはかしこかった。」と、成長過程でしっかりと心の友の役を果たしたランへの想いは深い。そして今日はそのランの命日である。あの日はみんな、泣いたっけね。ラン、いっぱいの思い出を本当にありがとう。






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