2002.3.30号 06:00配信
春休み、暇を持て余した子どもがテレビばかり見ていると、つい「勉強は?」と言ってしまう。どうしてなのか、親は子どもに勉強をさせたい。親の習性なのだろうか。 昨夕、あまりにうるさい親に閉口した息子が勉強を始めた。それがふざけている。理科の教科書を開いて、「カメはなんでしょう。」「は虫類です。」「内骨格の動物はなんでしょう。」・・・それってクイズ?それが勉強?でも、なかなかおもしろくてつい一緒になって遊んでしまった。これって遊び?何が勉強で何が遊びなのでしょう。点数に結びつくことだけが勉強ではないはず。生き物について色々知ることは立派なお勉強のはずなのに。 今日は娘が勉強をのがれるために食事の支度を手伝うと言う。でも、ご飯を作れるのは大切なことだ。点数を取ることよりも先に人にとって大事なこと。それができずしてお勉強もない。と思いつつ一緒に台所に立っていた。 本当に大切なことの勉強を忘れないでいたいものだと思った次第。 |