わたしにとってはさわやか石けんでお馴染みのさわやか共同作業にお邪魔する機会を得た。さてどんなところでさわやか石けんが作られているのか楽しみに出かけた。
まずは石けん作りの過程を見学。すべて廃油から作られる無添加の石けんだ。学校給食からの廃油なので、汚れのひどくない質の整った廃油が大量に手に入るとのこと。毎年静かにファンを増やしているらしい。わたしも石けん愛用者なので、これからは作り手が身近なこのさわやか石けんを使おうと思う。
所長さんの話しで一番心に残ったのが、「ここでは毎日みんなでご飯を食べるんだよ。生きることは食べることだからね。」という言葉である。わたしも暮らしの中の“食”はとても大切だと思っているひとりなので、こうおっしゃる所長さんのなさることに間違いはないと確信した。贅沢ではないが、心のこもったご飯を、みんなで楽しく食べる様子が目に浮かぶようである。
本当はその昼食をご一緒したいところだが、人数の加減もあって見学者は直営の喫茶店舗「楽・楽」へ向かう。数あるメニューから注文は「カレーライス」。これはお世辞抜きでおいしかった。カレーには自信のあるわたしもちょっとうなったほどである。サラダの手作りドレッシングも美味だった。コーヒーは挽きたての豆を瀬戸瀬のおいしい水を沸かして落とす。丁寧な仕事だと感心した。
仕事は石けん作りの他にも、和紙細工や布の小物作り、貼りもの作業の他にも配色サービスとか「げんき21」の清掃など、たくさんコマを用意し、メンバーがしたい作業を選べるようになっている。他にも畑で作った野菜の販売や、手作りの味噌や沢庵などの販売も手掛けている。
ここの特徴はスタッフもメンバーも見分けがつかないほど解け合って暮らしていること。何ごとも自然体で、肩をいからす様子は見えない。人の出入りも自由であれば、時おりお金を貯めて回転寿司を食べに行ったり、沖縄やハワイに旅したり、なんだか気持ちがとてもゆっくりできていいなぁと思った。
またいつかお邪魔します。それまで陰ながら応援してますね。ありがとうございました。
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石けんを乾かしているところ。段々白くきれいになっていきます。
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粉石けんを作るために粉砕しているところ。環境にやさしい石けんです。
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石鹸の販売の様子です。質のいい石けんがとても安く提供されています。
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毎日、2〜30人分のご飯を作ります。
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心のこもったおいしいおかずが並びます。
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直営の喫茶店「楽・楽」、無農薬の野菜を使ったカレーが評判。本当においしい!
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お店の中の様子です。場所は福祉センター内。
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これがうわさのカレーライス。サラダの貝われ大根もピリッときいていましたね。
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挽き立て豆使用のコーヒー。お湯は瀬戸瀬のおいしい水をわかして。
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みんなに愛されている所長さん、本当にいい方です。
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