2003.4.3号 07:00配信


広島食べ歩記

(サロマ町:うめこ)



桜を見に行ったつもりの広島であったが、蕾もまだ固い状態であったので、花より団子と一挙に食べ歩きの旅になってしまった。それも牡蠣を食べるならまだしも、全く庶民のおご馳走。それもまた美味しくて楽しかったのである。

「お好み焼き」

広島と言えばお好み焼き!以前、広島に行った時、お腹がいっぱいであったのに「おいしいよ」と言われて断わり切れずに入ったお好み焼き屋で、あまりの美味しさにぺろりと平らげたことがあり、楽しみであった。確か駅ビルの一角であったと記憶を頼りに探してみた。あったはあったが、何件も並ぶうちの一番並ぶ人の多いお店を選んで入ってみた。

すごい混みようをモノともせずに「卵、豚肉、イカ、そば入り」を注文した。それはいつものわたし達のお好み焼きからすればとても薄い皮に、中味たっぷり。特に野菜がいっぱいと焼きそばとを包んだ代物であった。もうボリューム満点。

お向かいに座った方達のがおいしそう、それは焼きそばを抜いたもので、上にたーーっぷりのネギがかかっている。柔らかくておいしいネギなのだそう。今度はあれだな。

お好み焼き屋で待つ人々
店内もこのとおりの混雑
お好み焼き、中には野菜と焼きそばがいっぱい

 
「つけ麺」

とあるところで気になった「つけ麺」の看板。どちらかと言うと食べ過ぎの日々、ふと目にしたつけ麺の文字が妙にさっぱりと美味しそう。それは今までに見たことのない料理であった。いわゆる冷麺、しかも激辛。同行者に辛いもの苦手がいたので、口をそろえて「辛くなく」と言ったのにもかかわらず、それは辛かった!

上にのかる具の、キャベツが茹でてあるのがいとおかし。またもやネギがたっぷり。長く細く切ってあるのもいとおかし。あれこれあっさりとした中で、チャーシューだけ妙にたっぷりもいとおかし、いとおいし。

これはいたく評判が良かったので、うちでも再現したいものである。

つけ麺
湯気もうもうの中華屋さん
「ポテマン」

広島の町のナントカいう繁華街で目についた中華屋さん。湯気もうもうでお饅頭を蒸かしている。その中で気になった「ポテマン」。おそらくポテトが中に入っているのは想像がつくが、形がこれとは想像の他である。それはまさしくハリネズミ君の他ならず、思いもかけずに細かな細工のお饅頭にありつけて十分に満足。おまけに中がさつま芋と栗とくりゃ、これも美味しかったです。


「お寿司」

ここらへんから写真がなくて残念であるが、お弁当にひとつだけ入っていた昆布のお寿司が忘れられない。中はアナゴとキュウリ。それをご飯で巻いて、海苔ではなくおぼろ昆布で巻いて四角く形を整えたものである。あれは何というのだろう?とにかくそれがあっさりとして一番おいしかった気がする。


「ネギ焼き」

最後の広島空港。最初と最後はお好み焼きでと思って入ったお店で見つけた「ネギ焼き」の文字。今度はと思っていたモノと思って注文したのが、これまた違う。それは下に薄い皮を焼き、中は豚肉とそしてまさしくネギのみ。たっぷりのネギに、上は薄焼き卵であったと思う。それにソース。それだけではあるが、あっさりと美味しかった。酒のつまみにいいかもしれない。
ハリネズミのポテマン


 



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