2003.5.21号 06:00配信


札幌ドーム 野球観戦

(サロマ町:うめこ)


札幌ドームへは試合開始よりかなり早い時間に着いたのだが、すでに多くの人達がぞろぞろと来つつあり、ムード満点。座席は外野である。これはホームランを取りたい野球少年のご希望である。両チームの練習を見た。「速い!」、これが第一声。キャッチボールの送球も確かに速い。また外野の遠投を見ても、あんなに遠くてもきっちり胸に返してビックリ!でもこれってひょっとしたら当たり前?また練習中に外野に打球が飛んでくると、監視のお兄さんが「ピ〜〜〜〜ッ!」と笛を吹き注意をうながす。そしてその玉は必ず彼らに返却しなければならない。などなど、練習を見るのも確かにおもしろいものだ。

会場の探険も済ませ、食糧買い出しも終了。焼きそばにタコ焼きにカレーライスに・・お祭り並である。スタンドを売り歩くお姉さんのビール絶好調。でもあの重いビア樽を担ぎ、階段を昇り降りするのは重労働でしょう。あ、思い出した、去年までわが町出身のMikaちゃんがここの生ビール売り上げNo.1を誇っていたというではないか。きっとあの笑顔を振りまいていたのだろう。彼女もこの春Uターンし就職した。ここで培った愛想と体力を使って大いに活躍して欲しい。

話しが飛んだ。いよいよ試合開始。今宵の先発は何とかの松坂投手ではないか。野球音痴のわたしでも、彼のことは高校野球の頃から知っている。投球は・・速い!息子曰く「うちの学校のRyouichi君より全然速い!」って。くらべる方が無理ってものだと思うけど。投球のスピードが電光掲示板に表示される。151キロ、やぱり速い!

試合は互角がしばらく続いた。あんまり変化しないと結構眠くなるものだ・・ムニャムニャ・・。とはいかない。ここアルプススタンドは応援席でもあったのだ、これもいいことにど真ん中。笛も太鼓もラッパも鳴り響く中、リズムを取るのに手拍子が欠かせない。みんなメガホンだのグッズを持っているけれど、素人さんのわたしは始終素手で応援したものだから手の平が真っ赤っけ。それでも休むことができないこの性格。わたしも応援グッズが本当に欲しかった。

試合はどこかで盛り上がるものである。点数が入りはじめると、両応援席もかなりのボルテージ。緊張もあり期待もありかなり興奮、めっちゃおもしろい。2時間強一緒にいた周囲の人達とも馴染んで、前の席のビジンはビールがお好きとか、隣の若いお姉ちゃんはかわいいけど応援が強力で、でもそれがまたかわいいとか、人ウォッチングもおもしろかった。野球も色々な楽しみがあるものである。

そういえばかなり昔に甲子園へ高校野球を観に行った時も、試合よりも応援団席がおもしろく見比べて楽しかったことがあったっけ。やっぱりわたしは野球よりも応援がおもしろい。でも家族は全員、次回は外野席をやめたいとのたまう、うるさくてイヤなのだそうだ。が、わたしは外野がいい。もっと言えばあちら側の応援団のように、身振り手振りをつけても応援したい。などとバカなことを考えた、初めての札幌ドームでの野球観戦であった。満足まんぞく。




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