2005.10.9号 08:00更新


和歌山のレポート

(レポート:塩崎 倬)


田甫のあぜ道や道路の脇には、真っ赤な彼岸花が咲き誇っています。
そして、9月には頭を垂れていた稲穂が、殆ど刈り取られその切り株から伸びてきた2番苗が(結実する事はありませんが・・)青々として、吹く風に心地よさそうにそよいでいます。
 ところどころ、刈り取られた田甫は、すぐに耕され冬野菜(キャベツ・白菜など)が植えられています。
 和歌山の特産であるミカンは、早生ミカンが色づき始めていますし自家消費で取り入れて食していますよ。
 高野山の入り口の九度山町では、この時期は<柿の収穫期>を迎え農家の人たちは、朝から晩まで忙しく農作業をこなしています。
 柿は、この時期<平だね柿>が主力で、取り入れた柿は「ガスで渋が抜かれ」食べられる甘さになります。(友人に貰って食べていますよ)季節が、もう少し進むと富有柿(甘柿)が市場に出回って来るでしょう。
 和歌山の現状は、この様な状態ですが旅行には最適の季節に入り掛けています。
 私も、先日、久しぶりに国道168号線を走り日本一の吊り橋である「谷瀬の吊り橋」を訪ねてみました。この橋は、現地の人たちには生活道路で川を挟んだ対岸に住む人たちは、<単車で渡り・子供達は通学に使用している>その橋が、観光客にとっては珍しい吊り橋になるわけですよね。
 <長さ 297メートル 高さ 54メートル>の日本一の橋は、風が吹くと横揺れや縦揺れが絡まって複雑にローリングします。現地の人たちは、その揺れを平然と受けて、単車に乗って走り、子供達は小学校一年生くらいの子も後ろ向きで友達と話しをしながら歩くんです。その同じ橋を観光客は、(へっぴり腰で渡っている)状態です。<インターネットで谷瀬の吊り橋で検索出来ますよ>
 この国道は、奈良県から出発(五條市)途中で十津川温泉郷を超え・その後の道路は、新宮側に沿って蛇行しながら和歌山県には入り更に三重県に入りそして奈良県で・・・最後は、和歌山県本宮町(本宮大社)を経て新宮市(速玉大社があります)に入って国道42号線と合流して168号線が終わります。
 本宮大社は、紀南地方の人たちのお正月<本宮大社・速玉大社・那智大社>の三社参りの中心であり、世界遺産に登録された中心の社にもなっています。
 久しぶりに168号線の自然に抱かれたドライブを満喫出来ました。季節が進み紅葉が見られる様になれば、もっと、もっと楽しい時間が持てると思いますよ。
是非、和歌山に観光に来て下さい・・・お待ちしています・・・!!!




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