オホーツク海の海辺の街・紋別に北海道立流氷科学センターがある。流氷の科学博物館である。ここでは流氷科学講座なるものが開かれ、様々な分野の方の講演が企画されている。遠隔地なので講師選定が難航、ピンチヒッターとして僕にお鉢が回ってきた。教科書的流氷学は前にも話したと固辞したが、長年流氷と遊んできた想いで話でも、北大流氷研究施設誕生の経緯でもとよいとのこと。
「流氷を暦に30余年」なる大げさな主題目、副題を「言いたい放題・会長夢想の巻」と銘打った脱線講話をする羽目となった。今回は、その自己紹介から。
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ただいま、勿体ないご紹介をいただきましたが、私はいくつかの会の会長をやらしていただいています。一つは「ゴールデン・ウィークを、桜前線、紅葉前線など地域の自然に合わせて勝手に決める会」という長ったらしい名の会の会長です。
スローガンは、真の地方の時代を!です。残雪にぺんぺん草しか見当たらない時期に黄金週間は似合わない! 北海道には北海道のゴールデン・ウィークを。
東京中心の発想を見直そうという運動です。沖縄は2月、九州は3月、関西は・・・・というように。北海道は6月頃となるでしょうか。そうすれば、ゴールデンウイークのすし詰め列車の家族旅行も緩和されるでしょう。ライラックの薫る北海道がさらに輝くにちがいありません。
行政、経済活動が混乱するから困る!とんでもないという声が聞こえます。
地方には地方の自然に生きる喜びがあるはずです。成人の日だって、その気になれば変更できるのだから。この会の発展のために皆様のご賛同を!
各会とも会費無料。お申し込みは、自筆毛筆、郵送のこと。会則なし。ただし、現在の会員は、会長であらせられる僕一人です。入会を心からお待ち申し上げます。
もう一つの重要な「国会議員の定数を人口率でなく面積率に変える会」の会長がありますが、休憩時間になりました。これは次回に。
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