あずみの人間考学
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先日、友人が4人目の子供を出産しました。
待ち望んでいた男の子でした。
が、しかしです。
彼女曰く「私、子供好きじゃないのよねぇ」
え〜、じゃあなんで産んだのよ〜!
と、あずみは思いました。
で、よくよく話しを聞いてみると、
彼女には子供を産まなければならない事情があったのです。
彼女はあるお店に嫁ぎました。
当然嫁である彼女も貴重な働き手です。
舅、姑も高齢になれば、世代交代ということになり、
彼女の夫である息子に経営権が譲渡されます。
そうなれば彼女は今以上に働かなければなりません。
「全てわかって嫁に行った」と彼女は言います。
「でも・・・」と言葉が続きます。
「これから先何十年も休みなしで働かなければならない。
今だってそれは同じ。そんな私が休めるのは子供を産んだ時だけ」
あずみ、考えさせられました。
子供が休みの手段だとは・・・
でも、誰も彼女を責めることはできません。
法律で定められている「基本的人権」
これって絵に描いた餅なのでしょうか?
友人の出産でまたまた考え込んでしまったあずみです。
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