2000.2.18号 10:30配信


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あずみ思ってます

何時の時代にも、子供たちのヒーローが存在します。
あずみの頃は・・・言うと年がばれるので止めます。
さて、もう何十年も続いているものに、
「なんとかレンジャー」シリーズがあります。
あずみはよくわかりませんが、男の子のいるご家庭は、
必ず見せられているみたいですね。
そしてキャラクターショーに駆り出され、
普段の遊びで親は、必ず怪人役をやらされるそうです。
シリーズが変る度に代わり映えのしない玩具を買わされ、
こずかいいくらあっても足りないと嘆いている父親もいます。
と、こんなことを思っているのではありません。
この「なんとかレンジャー」、
何故5人なのでしょうか?
何故女性が一人いるんでしょうか?
何故女性レンジャーのコスチュームはピンクなのでしょうか?
あずみの素朴な疑問でした。

A・Z・U・M・I

あずみのあずみ

あずみとはいったいどんなやつなんだ?
こういうご質問をよく伺います。
実のところ・・・あずみにもよくわかりません。
それを探したくてこうして拙いエッセイを書いていますが、
書けば書くほどわからなくなる・・・
最近こういう現実にぶつかり始めています。
あずみは決して自分を偽るようなことは書いていません。
ここにご紹介しているものは全てあずみの本心です。
ところが・・・です。
そうだとしたら、あまりにも日常生活とのギャップがある・・・
あずみ自身、このギャップに戸惑い始めているのです。
あずみの本体が理解できないような、
かなり深いナゾを「あずみじゅん」という人間は持っています。
現在の状況を考えると、要するにあずみは、
一つの体を二人の人間で共有しているようなものです。
そしてこの「あずみじゅん」、
本体よりも輝きを放っているから始末に負えない。
何事にも前向きで、明るくて、愚痴なんか言いません。
それに比べて本体は・・・
毎日溜息尽いてます。毎日泣いています。
こういう状態を医学的には「精神分裂」とか、
「多重人格症」とか「躁鬱」とか言うんだそうです。
そうか・・・あずみって非常にアブナイ人間なんだ!
病院送りになりたくなかったら、
少ししっかりしてくださいよ! 本体さん!
へ〜い・・・

A・Z・U・M・I

あずみのおやつの時間

子供にとっておやつというのは、
栄養学的にも精神的にも、
とても重要なものなのだそうです。
幾つになってもおやつ食べてるあなた、
まだまだお子様ですか?
このおやつを恐怖に陥れたとんでもない事件が、
先頃すべて時効を迎え終結しました。
そうです、「グリコ・森永事件」です。
この事件に関しては、実しやかに言われましたね。
「本当は犯人は分かっているらしい」と・・・
真相の方は結局闇に葬られ、
時間と共に人々の記憶からも消えていくのでしょう。
「3億円事件」もそうですが、こういう事件なるもの、
一体何故「愉快犯」などと呼ばれるのでしょう。
確かに犯人にとっては愉快なことなのかもしれません。
しかし犯罪はあくまでも犯罪です。
「愉快犯」などと犯罪を軽視するような名前をつけて、
犯罪を助長するようなことをしてもいいものでしょうか?
あずみはこういう事件が起こる度、
何故か釈然としないものを感じずにはいられません。

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