今回私が滞在した6月のフィンランドは、1年で1番美しい季節を迎えていました。日照時間の最も長いこの時期は、夜の9時を過ぎても空は青く、小鳥がさえずっているという、なんだか不思議な季節です。目の覚めるような黄色の菜の花とライラックが、満開でした。
私の好きな「ルピナス」。北海道でもたくさん見ることができました。たくさん咲いている風景も感動的ですが、近くでよーく見るのもなんだか面白いですよね。
そして、「ライラック」の花のきれいな紫色が、街のあちこちで良い香りをふりまいていました。ライラックの香りは、夏の香り。
「ミッド・サマー・ローズ」。夏至の季節にだけ咲く、白くて可愛らしいバラの花です。
湿度の少ないフィンランドでは、どんなに気温が上がっても日陰にはいれば、ひんやりと感じるくらいの爽やかな気候です。木漏れ日も、気持ちの良いです。
今回の滞在では、まだまだたくさんの写真を撮ってきたので、これから少しずつ見ていただこうと思っています。次回は、「夏の市場」。街のマーケット広場のようすなどをご紹介しようと思います。
佐藤 千織 13/07/00
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