2000.7.20号 07:00配信


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織物作家・佐藤千織さんのコーナー
千織の織物工房
Chiori Sato Textile Workshop


・フィンランド <夏の風景2・夏の市場>


夏の市場。
フィンランドでは、首都ヘルシンキをはじめどんなに小さな町にも必ず屋外市場がたちます。日曜日や祝日などを除くほとんど毎日、新鮮な野菜や果物、花、そしてパンや魚なども買うことができます。冬にも市場はたちますが、夏はお店の数や品物の種類も豊富でたくさんの人で賑わいます。この市場は、今回私が3週間ほど滞在していたLappeenranta(ラッペ−ンランタ)という街の市場です。夏の市場はお花がたくさん出ていて、見ているだけでも楽しくなります。


花を売る子供たち。
フィンランドでは、6月になると夏休みになります。子供たちはお花を売ったりして、友達と楽しそうにお手伝いです。

すずらんの花と女の子。
女の子が1人でお店番をしていました。すずらんの花は、フィンランドの国の花。夏らしくて清楚なすずらんの花、市場のあちこちで目にとまりました。

市場の朝食。
冷蔵庫に何も食べるものがない朝は、市場へ出かけます。屋外のカフェ、ここカレリア地方(フィンランド東部)の美味しいカレリアン・パイとコーヒーで朝食です。牛乳で作ったお粥が入っているパイの上に、ゆで卵をまぜたバターをのせて食べると最高!1日の元気が出てきます。

ヘルシンキは港街。
港のそばにたつ市場は、地元の人や観光客でいつも賑わっています。たくさんの漁師さんたちが近くの島から船でやってきて、そのまま「お店」早変わり。市場での買い物は、新鮮な食材とお店の人とのやりとりが魅力です。言葉を交わせば、ちょっぴりおまけしてくれることも…。


港の市場の顔。
私が初めてフィンランドへ行った頃から、ここで魚を売り続けている「おばちゃん」。今年も元気に商売繁盛。いつまでもその笑顔で、美味しい魚を売ってくださいね。

さて、次回もフィンランドの報告です。
お楽しみに!

佐藤 千織 20/07/00



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