2001.11.12号 07:00配信
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今回も、74分と短いバージョンだったので、あっという間に終わってしまいました。結構楽しめましたよ。でも、2度3度と楽しめるかというとそうでもない。だって、最後にビックリするけど、それ分かっちゃったらあんまり見るところないもんね。(ナディアさんのお姿だけでも楽しめるけど) 精神科医のコリアー先生は患者の(かなり悩ましい美女)ナディアさんと深い仲になっていた。それを、ナディアの旦那さん(カール)さんは、ナディアとの関係をばらすといきまいて、コリアー先生に殴りかかる。ところが逆にコリアー先生に暖炉の棒(まぁ、アメリカ版のデレキですかな?)で殴り殺されてしまう。かなりあっけない。 そこでコリアー先生ナディアさんと強盗が押し入ったという作り話をでっち上げ、この場を乗り切ろうとする。コリアー先生は、急いで、車に乗り現場から離れる。ところが、あんまり急いでいたので、門柱に車ごとぶつかってしまう。そこを一人の男性が通りかかった。やばい!!ところがこの男性は盲人で、しめたと思ったコリアー先生は何もしゃべらず逃げていく。運がいいねぇ。さて、コロンボ登場。コロンボは奥さんの話がテンでばらばらなので、奥さんに疑いをもつ(フリをする)。コロンボは、コリアー先生の勧めで、嘘発見器にかけようと(本気でそう思ったのかは疑問)する。その夜、コリアー先生はナディアを催眠術にかけ5階のバルコニーから飛び降り自殺させる。普通催眠術では日常生活とかけ離れたことはしないけど、このときは、「体が熱くなって、プールに飛び込む。」という 設定にした。うまいねえ。 ところが(今回多いな)、自殺なのに、時計やイヤリングをスカーフに包み靴の中にいれ、服はきちんとたたんであった。コレは自殺ではなく、犯人はコリアー先生だと確信したコロンボは、次の日コリアー先生に告白する。「容疑者って言うもんじゃないです。」コリアー先生は、「じゃ、証拠を見せろ。」という。コロンボは、目撃者を発見する。盲人のモリスさんだ。コロンボは、コリアー先生を殺人現場に呼んで、モリスさんとあわせる。だが盲人の モリスさんが目撃者になるはずはない。実は目撃者はほかにもいたのだ・・・。それは見てのお楽しみ。 さて、もうお楽しみのコーナーです。 ・まずね、この犯人のコリアー先生。「濃い」んです。目がすんごく引っ込んでるし、めがねは似合ってないし、笑顔恐いし、女性に強いし。でもおしゃれだし。ドクターだから頭良いし。嫌な野郎だね。 ・とっても悩ましく美人なナディアさん。ちょっとマニキュアの赤がどぎついけど、5階のバルコニーから飛び降りる前、熱いから服脱ぐでしょ。そのシーンでの悩ましい舌。あぁ、良いねえ。まぁ、自分の旦那がかなりおじいさんだから、きっと金見当ての結婚だったんだろな。そういうことするとね、後々殺されちゃうんだよな。旦那も旦那だよな。自分の奥さんにやきもちやいて、結局殴り殺されてさ、はかない人生だわな。 ・今回のコロンボ、かなり目が良い。あんな小さなライターの石。よく見つけたよね。見えないって本当なら。それよりも自分の鉛筆探せってね。 ・殺人現場の別荘に置かれたソファーのでかいこと。あんなの私の家に置いたら、身動き取れないぞ。アメリカはスケールでかいな。 ・殺人のあった次の日。コリアー先生がナディアさんのアパートに行くシーンあるね。似あってない眼鏡かけてるとき。そのときのナディアさんのネグリジェは素敵ですな。あんな女性がいてネグリジェ着てたら、普通の男性は黙っていないでしょうな。まぁ、コロンボはそんなこと一言も触れないというのが良いですな。カミサンがいるからね。 ・そのカミサンにコーヒーに砂糖止められているなんて、かわいそうですな。そういえば、以前「ミッドナイトラン」という映画見たら、ロバートデニーロがゴッポリ砂糖入れて美味しそうにコーヒー飲むシーンありましたな。アメリカ人はみんなあんなに砂糖入れているのでしょうか。 ・病院の女性は何であんなに美しいのですかナ。受付の女性も、素敵だし、他の女医さんも美しかった。最近見えませんな、あの昆虫顔の美女が。 ・コリアー先生の自宅でパーティーするシーンあるでしょ?そのときコロンボはコリアー先生に「クリームソーダ」を頼むんだけど、あれクリームソーダかい?どう見てもジンジャーエールか。ただのソーダ水だ。誰が訳したのかな? ・そのときコロンボは、「ストッキングしたらタバコすえないでしょ。」といってましたが、以前古畑任三郎で、田村さんはストッキングかぶってタバコ吸ってましたよ。「吸えました。」って独特のトーンで言ってた。(何の回かは忘れちゃったな。女性が自分の恋人を自分のアパートで殺すやつで、クリスマスパーティーのやつだったなあ。) ・コロンボって、ネクタイないとかなりホームレスだな。 ・最後に言いますけど、クレーマー刑事再登場。良かったなあ。仕事してますもんね。でも全くコロンボに相手にされてないのっていつものことだけど。 とまあ、今回はありましたね。お楽しみって言うか、重箱突っつきって言うか。まぁ、良いでしょ?盲人のノリスさんのおにいさんが波平さんだったのには驚いたけど。 さて評価ですが、作品的には73点がいいとこですが、ナディアさんの悩ましポーズで5点。ネグリジェで5点加算させていただきます。よって、83点。でも、この精神科医っていう設定は、第1回目にもありましたな。犯人役の仕事って難しいね。バスの運転手とか、郵便配達人っていうのないね。まぁ、2度ベル鳴らす ことはあってもね。 |