1999.11.10号 17:00配信


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劇団はぐるま座
音楽詩劇『夏の約束』
あらすじ(3)






 1950年の8月6日、あらゆる集会が禁止された広島で、だれが何のために原爆を落としたのかをあばいて、平和集会がかちとられる。このたたかいのなかで、磯野自身の生き方も大きく変わったのだ。


平和を愛するあなたの方へ
平和を願う私の方へ
警官をかけよらせながら
ビラは降る
ビラはふる

熔子は、あの戦争の犠牲者を胸に抱き平和の敵とたたかわなければ、本当の平和はやってこない、という真実を握りしめて、社会へと巣立っていく。その熔子のなかに峠三吉の「その日はいつか」の詩が響くのだった。
民衆の力が平和の敵を焼き
尽くしたとき
原爆で受けた屈辱が
平和を愛する人々の涙で
洗われることができる
その日はいつか
その日はいつか




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