2002.7.8号 06:00配信
100キロのスタートを見届けた後は少しの間、母の顔に戻った私。小学校の学級レクに参加し、パークゴルフをしていました。その間、走る選手の姿を思い浮かべ、気がおけなかったのは言うまでもなく・・。終了と同時にお疲れモードの娘と父ちゃんを車に積み込み、心のままにゴール地点の常呂に向かいました。 実は私、異常に涙もろい。一世一代を徹して走る選手の気迫にを感じ思わず号泣でした。ゴール間近の沿道で応援していました。はじめは照れくさくて声が出せず、拍手ばかりの応援だったのに、次第に見知らぬ人にも「ガンバレーーー」と声をかけるようになりました。子ども達の前で、涙は・・。涙がこぼれないように上を向いての応援。それでも間違いなく涙声(笑) 皆、それぞれの思いを抱きゴールを目指しています。ただただゴールのアーチだけを見つめて走る選手もいれば、沿道から我が子を抱いてゴールしたり、年輩のご夫婦が手を取り合って喜んでいたり。そこに、一人ひとりのドラマがあるのだと思うと勝手に涙が溢れてくるのです。娘達に「どうして、お母さんが泣くわけ〜?」なんて呆れられるほど・・ 何気なく送る日々の生活の中、感動を呼び起こす出来事が少なくなってしまっているような気がします。(私はノンフィクション番組では必ず涙してますがー)人前で泣くほど、心動かされるという事が恥ずかしいようにも思ってしまいます。他人を感じ、他人を認める事は、自分を作るためにも必要な事だと思います。感情を隠さず、声に出して表現できる人って素敵です ね。そういう正直な人になりたいと思います。 |