2002.7.7号 06:00配信


大草原からのぷちメッセージ

赤いキャップが欲しかった〜ウルトラマラソン記その2

(by いくちん)


私達に沢山の“感動”と“勇気”を与えてくれたウルトラマラソンから一週間が経とうとしています。沢山の方が、色々なところで色々な形で、コメントを残しています。沢山の意見を読みながら、「やはり、ウルトラマラソンって偉大な大会なんだなぁ〜」と改めて確認しています。

記事だけでは見えにくい選手の表情、新聞や雑誌の紙面では写真という形で、選手やサポーターの取り組みを表しています。少々カメラを覚え始めた私もあの日、“ほぼさろ”編集長の片腕のつもり、カメラマンという意識であそこに立っていました。

スタート地点、報道用の赤いキャップをつけたカメラマンが、良いポイントで前方に立ちはだかっていました。私も負けずとポールの前まで進み出てみましたが、やはり専業のカメラマンのようには撮ることが出来ません。赤いキャップのせいばかりではなく、“腕”の差なのです。翌朝の新聞を見て、その違いがはっきり分かりました。

「頑張って!」と応援する声と気持ちだけは負けていないつもりでも、あの感動の場面をプロとして情報を提供しているカメラマンの方々の気迫にはかないません。翌朝の新聞が、それを証明していました。そこに居ずしても見る事のできる北海道の風景、人々の活躍を正確にお伝えしたい。そんな気持ちで腕を磨いていこうと思いました。



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