わたし達の挑戦
紋別市中心市街地活性化への取り組み
【第4号】
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わたし達の挑戦 〜紋別市中心市街地活性化への取り組み〜
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第4号
みなさんこんにちは、イマムーです。
今回は第2回の市民ワークショップの様子とその前後の幹事グル
ープ会の内容などをお伝えします。
7月14日の第1回市民ワークショップの直前に第2回幹事グループ
会議が開かれています。より、柔軟に、親しみやすく、守備範囲を広く、と
いうところに重きを置いたワークショップになるよう、祈りを込めた幹事グ
ループ会議でした。
7月27日に第3回の幹事グループ会議が開かれました。開催が近づ
いてきた第2回の市民ワークショップに向けての気配りを、また、参加
市民に解りやすい今までの情報の整理されたものを、お渡ししたいと
いう事が会議の中心でした。
特徴的だったのは、過去21回・参加人員338人、まちづくり勉強会
に関しても、19回・426人に渡った情報を、177項目重複を精査し
一覧表に整理した資料ができあがったことです。市民ワークショップ
に臨む前に、出前ワークショップ(コンサルタントの名付け)での情報
が、次への資料として作成されたということは、私達にとって力強い
味方の登場でした。
しかしながら、全市としての論議がより今以上必要と思い、温度差
のある業界や団体での出前ワークをお願いしていくことが、今後とも
大切なことと認識されていることから、何とか、お願いや、埋もれそう
な意見、要望をつぶさに拾い上げる仕組みづくりを、速急に作って行
かなくちゃと思いました。このことは幹事グループの仕事と思ってい
ます。
提案事項は今までの概念としての括りでは、
(1)快適性 :楽しさ・明るさ・美しさ・潤い・ゆとり・気持ちよさなど
(2)地域性 :歴史・文化・伝統・風土・産業構成・個性・シンボルなど
(3)情報性 :受発信・PR手法・コミュニケーションなど
(4)利便性 :交通アクセス・バラエティ・繋がり・使いやすさなど
(5)安全性 :安心さ・使いやすさ・優しさ・柔らかさなど
(6)賑わい性 :楽しさ・元気さ・親しみやすさ・など
(7)その他 :環境について・エコロジー・景観・人づくりなど
上記の7項目を今までの考え方だと多くの方々の非難を受けながらも、
たたき台の一つとして、肉付けや削ぎ落としを進めていくことに、なり
ます。
したがって、今までのワークからの提案やご意見を整理しながら、市民
みんなが求める「紋別の顔」・中心市街地の「にぎわい」についての話
あいが、第2回の市民ワークのテーマになりそうでした。
8月3日午後6時30分から第2回の市民ワークショップが開かれました。
1.開会
2.市長挨拶
3.報告
(1)前回までのワークショップのまとめについて
(2)第1回市民ワークショップについてのまとめや方向について
(3)本日のワークショップに関して
4.ワークショップ開始
5.講評:コンサルタントによる
7.閉会
ワークショップテーマは「市民の集いやすいまちづくり」
チームは「ハマナス」「平野と元気なオバサンオジサン」「流氷」「マガレ
イ」「いい」、5チームが5テーブルに分かれました。
「ハマナス」チームは女性1名・男性9名の計10名のメンバーです。
地域性・潤い性・利便性の3点が論議の中心でした。
・中心市街地のエリアを認識しないと進展が見られないのではという点
から3〜6丁目を重点的に考え、特に4〜5丁目を中心市街地と設定
したようです。
・地権者の問題はあるけれど、ランドスケープ手法を用いて、更地に絵
を描く作業をすべきという意見が出ていました。
・港町というのが紋別市の地域性である。という認識を共有されたテー
ブルのようで、港近くに海産市場、グルメ提供施設をまちづくりの特徴
として設置すべきと発言が大勢を占めていました。
・優先すべきは住民の集まる中心市街地であり、外来者がのぞきこみ
やすい住民エネルギーの動きを作り出そうという発言も多くありました。
・中心市街地の「へそ」にあたる部分には、官庁関係や公共機関、金融
機関等を中心部に集約し、ドーナツの中心から外部へ広がるまちづくり
が望まれていること、また、交通機関の形状もユニークな発想に基づき
ステップの高さや、冬季期間の運行などに知恵を出し合うことが必要と
発言がありました。
「平野と元気なオバサンオジサン」チームは女性2名・男性7名の9名が
「元気なまちづくり」をサブテーマに話し合いました。
・エリアは、今までのグループの発想(3〜7丁目)に一部花園町を組み
込み、横に広がりを持つ形状よりも、アップライトでコンパクトなエリア
設定をこのテーブルの認識としました。横に広がる面的環境は、生活
弱者導線と、縦のアップライトな面的環境は、活動導線と位置づけ、
イメージの新発見にも寄与するのではと、意を強くしています。
・個々に見ると魅力あるものたちが、集合になると埋没している状況は
束ねるものの必要性があその裏側にあるのでは、という指摘があり
「へそ」「核」の必要性は「箱物」「ソフト物」の論議は別の機会に譲っ
て必要と認識しました。
・合意形成後に「核」が赤字を発生した場合、責任は市民一人一人に
かかっているということを、きちんと皆さんに認識してもらう必要がある
という発言に、意気込みの強さを感じました。
・将来を見据え、バリアフリーのまちづくり、重点地域には3〜5丁目、
花園町の一部、バイパスから中心市街地に直通の導入線を、また、
進め方は今後、図形づくりから模型づくりそして、認識づくりを大切に
していこうと合意がもたれました。
・「核」に施設(箱物)と考えた場合このテーブルでは、総合施設として
の「海鮮市場」という概念が提案されました。
生鮮品を産直で市民の台所として販売すること。とくに、海産物に関
しては紋別市の特性と考えて、より付加価値の向上と価格の設定に
市民参加型の知恵の拠出をしていく。ワイルドな体感・体験型の屋台
村・シーフードレストラン・サテライトミニFM放送局・インターネット利用
スペースなどの組み込みを今後このテーブルの煮詰める材料とする
ということが話し合われました。
・市民関心度をいつもリフレッシュする仕組みつくり、高齢者住宅の近接
化、産業港湾と生活観光港湾の兼ね合わせ、公共施設の中心部集
約化と全体としての利用に関してのバランスとり、などが今後のテーマ
にと新たな問題意識を提言してこのチームは発表を終えました。
「流氷」チームは、女性2名・男性7名の合計9名のチームです
次号に残り3チームの内容を分割してアップします。
イマムーにwebnews専用のメールアドレスができそうです。
今のところwebmasterにメールをお願いしておりますが、専用メールが
できましたら、いろいろな情報交換が皆様とより近い距離でできそうで
す。もっと大きな夢は、参加していただく方がふえて、sysopになってくれ
る方が出てきていただいて、掲示板ができたらいいのになァと思ってい
ます。
では次回まで See you next time
わたし達の挑戦
〜紋別市中心市街地活性化への取り組み〜
第4号 99年09月05日 日曜日
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