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人はふと立ち止まり、うしろを振り向きたい時がある。我々はどこから来たのか、そしてどこへ行こうとしているのか。
一方、古代人は今も我々にメッセージを送り続けている、それが遺跡である。
我々の住むここオホーツクのほとりにも、かつて古代人が住んでいた。縄文・続縄文・擦文、それにオホーツク文化の各遺跡が、サロマ湖畔、常呂町で次々に発見された。
それらの埋蔵文化は発掘調査され、立派な資料館に保管されているのをごく最近知った。ここにあるかつての住居や土器、装飾品や道具などは、現代に何を語りかけているのだろう。また我々は、この古きものから何を得、どう活かしてゆくのだろう。
こんな身近にある宝物を、もっと多くの人たちに知ってほしいし見てほしい。そんな願いを込め、webnewsでは常設展として「ところ遺跡の森展」を表すことにした。
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2000年 秋 webnews代表 岡島隆広
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