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劇団河童かわら版
ネットバージョン（35）
12/21
劇団河童かわら版（ネットバージョン）
さて、本日のお題は・・・
「音響」です。
一昔前までは「効果」とも呼ばれていました。
これはあくまで ”音”というのは効果的なもの・・・
という位置づけだったためです。
しかし最近の傾向は変ってきました。
単に効果音ということではなく、
音を流すことによって、観客も役者も、
より深く芝居の中に入って行ける。
こうした意味合いというか要素が大きくなってきました。
芝居では俗に言う ”唄入り”の曲は御法度だったのです。
ところがここ数年、「小劇場」ブームというか、
既製の感覚や概念を打ち破る劇団が次々と登場し、
演劇界全体にいい刺激を与えています。
今の観客はＴＶや映画など、
ありとあらゆる手法を用いたものを見慣れています。
「観客はこんなのついていけない」と思っているのは、
案外やる側なのかもしれません。
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