7月も終盤に入りかけた月曜日、ちょっと変わった料理にチャレンジする事にした。題して「2泊3日鍋」・・・・。鍋料理を使い回して3日間つなぐプランである。
1日目はキャベツと豚バラ肉の酒鍋。キャベツから出てくる水分と酒のみでさっと炊きあげてポン酢で食する料理とも言えない料理だが、これが素朴にして美味。豚肉の油が微妙にキャベツにからみ絶妙な味わいになる。どんな料理おんちが作っても失敗の余地なしと断言できる一品である。これで一日目を過ごし、余ったつゆの部分は水を足してとっておく。
次の日の夕食はだしのたっぷり出たつゆに骨付き鳥のぶつ切りを投入して、またまたポン酢で今度は「鶏の水炊き」としゃれこむ。ラストナイトは水曜日恒例の「ドックカレー」でしめくくる。またまた今度はスープと名前を変えた水炊きの汁に、カレールーをパキパキと割って投入し、最後の一滴まで食い尽くそうとの残飯なし、ごみなし何にもなし、大満足料理にするもくろみであった・・・が・・結局この大計画は2日目で挫折した。
熟成されたスープに驚嘆の声を上げた隊員達、最後の一滴までスープを平らげ結局ドックカレーはいつもの通り最初から仕込まなければならないことになった。
2泊3日鍋
注意:写真はすべて国立極地研究所に属します。
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