ドーム大学の講義から「楽しいキャンプと道具の話2」
家族が楽しめるキャンプ・・・・。
まずはキャンプ場の環境です。女・子供族と言うのは勝手な物で、男が「うわーここは大自然が一杯で最高だナー」と気に入る場所は大抵ボツです。海辺なら、「風が強い。日に焼ける。体がべたべたして気持ちが悪い。」森に囲まれた草原だとしたら「虫が多い。草かぶれがおきそう。そよ風がなくて不快だ」等々「おのれたちはやくざかー!!」と怒鳴りつけたくなる数々の因縁をふっかけてくるでしょう。
ベストな環境はまよわず、キャンプ場ガイドブックを開いてAと設定されているオートキャンプ場を選択してください。それと忘れず「車の乗り入れ不可」と記載されているところは無条件にパスして下さい。車が入れない所は、慣れてくるといいものですが、最初の内は器財を人力、よくてリャカーで運ぶことになります。これが想像以上に家族から冷たい視線を浴びることになるからです。
Aクラス以上のオートキャンプ場になると区画もきちんと整理され、シャワーやコインランドリーも完備されています。それと忘れてならないのはトイレ。これもガイドブックに載っている、トイレの清潔さが高得点で、しかも水洗トイレでないと、まず確実に貴方はクーデターに見回れる事になります。人間出る物を溜め込んでおくと、ストレスはたまり、イライラが高じて「もうあんたとは離婚するー」と言う事態にもなりかねません。必ず、トイレ環境も要チェックです。もちろんハイグレードなキャンプ場はそれなりにお金がかかります。
でも日本全国の女性と子供達の98.5%はキャンプ=不便さも楽しむ野外生活とは思っていないことをお忘れなく・・・・。
「屋外で過ごすホテル生活」位に考えておくのが現実的だと思います。もちろんキャンプが終わって帰りの車の中では、貴方の体は疲れ切り心の中では「もう二度と来ねえー」との声が聞こえてくるでしょうが、そこは顔では押し隠し「又来ようねー」位の声は家族みんなにかけてやりましょう。少なくとも、帰宅してからテレビの前でごろ寝してもその日は文句が出ないはずです・・・・・多分・・・・。
終わりになると目が覚める
注意:写真はすべて国立極地研究所に属します。
個人で楽しむ以外(メディア等への掲載)は禁止します。
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