アドベンチャークッキング番外編
次に浮かんできた問題は、果たして人は集まるのか？？だった。いくらいい場所と言っても、普通に見渡せば野原の真ん中にポツンと建っているイメージの建物である。めんどくさい・遠い・時間がない・街の居酒屋でやったら〜等との意見が出る可能性も十分にあった。そこも１秒程考えた結果「ｔ２の人望と人柄」＆「webnews」の黒幕？「岡島氏」のプロデュース力に賭けてみることにした。
さいわい根回しの根回しで打診していた「うめこさん」もなんとか時間をやりくりして出席できるとの連絡をいただき、心の友にして奴隷の「マツ」も来ると言うし主賓のｔ２ｔ２も大丈夫みたいで、いざとなれば、「寄せ鍋」を４〜５人で囲っても・・・と思ったが、順調にメンバーは集まり、開催の日を迎えた。
今回は一応ちよっとおすましで、「和食」をやろうと決めていたので、メニューもスラスラと決まり、会場は水回りがちょっと不便との情報を得ていたので、当日の早朝より、自宅で下ごしらえに入ったのだが、どうもＳＯＭＥ ＴＨＩＮＧが降りてこない。料理の仕込みも、文章を書くのも、仕事も、とにかく集中してやることはだらだらやっても成果はあがらず、「来た！ 来た！ 来たー！」とならなければいい結果は出ないが、この日はさっぱりこのハイテンションの状態にならず、時間だけがだらだらと過ぎていった。
原因ははっきりしていた。「オリンピック・・・。」騒ぐことが大好きな私はこの国際大運動会も大好きで、テレビで繰り広げられる熱戦につい目がいってしまい、どうしても気が散って仕舞った。おまけに前の日にオーダーしていた「鴨ロース用」の本鴨が、ちょっとしたミスで入手不可能となり、心のトーンがちょっと落ちていたのも理由の一つだった。でも雑用をやってもらうため呼び寄せた「マツ」と一緒になぜか宴会の神様が着いてきた。
神様がおりれば勝ったも同然。スイスイと残り作業は進み、無事定刻通り会場へ「にわかケータリングサービス」は出発することが出来た・・・が・・・・途中でタルタルステーキに使う、ツナマヨネーズの購入忘れに気づいたが後の祭り。「どやってごまかすべ」・・・と思いながら車を走らせていると、ぽつんと一件雑貨屋が建っているのが目に入った。入ってみて、あまりの商品の少なさに「ここはサハリンの店かー」とは思ったがもちろん大人の社会人は口には出さず、「ツナマヨネーズ・・・はないよねぇー」と質問してみた。思いがけなく「ありますよー」と元気のいい返事。「それ下さい。」と投げかけて目の前に出された物は、マヨネーズとツナ缶・・・(*_*)(-_-;)(*_*)(-_-;)(*_*)(-_-;)(*_*)(-_-;)(*_*)(-_-;)(*_*)(-_-;)(*_*)(-_-;)
おまけに消費税まで取られた。絶対この店は年商￥１．０００．０００は行っていないのに・・・・・・・・・税務署に電話して「この店消費税取ってますよー」とチクッテやろうかと思ったが、それは後日の課題にして、まずは会場へ向かった。
確かにツナ・マヨネーズだけど・・・・・・・・・・・
注意：写真はすべて国立極地研究所に属します。
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