1999.11.27号 19:00配信


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「広報おうむ11月号」
(雄武町発行)より転載

〜Hさん、どうもありがとう!〜


その2 トラブル〜コンピュータの混乱が思わぬ事態を!!

 西暦2000年問題では、コンピュータの誤作動により、通常では考えられないようなトラブルが起きる可能性があります。例えば、コンピュータが1906年(明治39年)生まれの年齢を計算したとします。西暦2000年には94歳になっているはずですが、日付を下2ケタだけで管理していると「00―06=―06」と計算してコンピュータは6歳と判断し、94歳の方に小学校への入学通知が届いたり、逆に年金への支払いが停止されたりすることもあるのです。そのほかにも、

 ▽金利計算、給与計算、請求業務→正しい日付の表示や年数計算ができなくなる。
 ▽資金繰り計画、売掛金回収計画、在庫管理→日付を対象にしたデータの選定をする場合、漏れが生じたりよけいなデータが選ばれる。
 ▽業務計画などのスケジュール管理→1900年代と2000年代のデータ順を間違える。
 ▽生産ライン→製造ラインの正しい生産指示ができない。

などのトラブル発生の可能性があります。

●Check! 2000年問題の主な「危険日」

1999年12月31日→1999年の最終日
2000年1月1日→2000年最初の日
2000年1月4日→2000年最初の労働日
2000年1月29日→2000年最初の月末労働日
2000年2月28日→うるう日前日
2000年2月29日→うるう日
2000年3月1日→うるう日翌日
2000年3月31日→1999年度決算日
2000年12月31日→2000年最後の日
2001年1月1日→2001年初日


つづく




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