1999.10.13号 08:30配信
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スペシャルオリンピックス アップデイトシリーズ ◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇ スペシャルオリンッピクス北海道のみんな達 アップデイトシリーズ 提供 SO北海道 運営委員長 佐藤 章 No2 発行時期 1999.7 ◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇ 皆さんこんにちは、イマムーです。 前回から、SO北海道運営委員長佐藤章さんの提供によるアップ デイトシリーズが始まりました。このシリーズは、全世界のSO ファミリーに、SOI(スペシャルオリンピックスインターナ ショナル−SO本部)から伝えられる情報です。原文が英語のた めSON(スペシャルオリンピックス日本)スタッフによる翻 訳作業と、文脈精査作業を経るため幾分季節が過ぎてからの情 報となりますが、作業行程にご理解をいただき、 お許しください。 ========================= アップデイトシリーズ ’99 No2 ========================= 10/12/1999 前回に引き続き報告をお伝えいたします。 今回は世界各地からのSO情報や、スポンサーニュースなどを アップします。 ========================= ○ レコードグラントがプログラムの発展を支援 ========================= ノースキャロライナ州でのSO世界夏季大会の間におこなわ れた会議で、クリスマスレコードグラント計画より最近基金を 受けた認定プログラムの代表者は基金から得た資金をどのよう に活用しているかを表明する機会を得た。代表者達は同席した オリジナルアルバムの制作を助けた Jimmy Iovine 氏とその 夫人 Vicki Iovine、レコードプロデューサーの Robert Shriver氏、クリスマスレコードグラント管財人、レコードアー ティストの Jon Bon Jovi、Sergent Shriver、 Eunice Kennedy Shriverと共に報告を聞いた。 14のプログラムから発表があり、いくつか注目される例を 以下に紹介する。 ○ SOエジプト 1998の始めにこの基金を受け取り、40人のアスリートに トレーニングと競技の機会を与えるため20の団体と共に行動を 起こした。現在約70の組織が3200人のアスリートと行動し 認定プログラムは大カイロ・上エジプト地区を超えて国中の地域 社会へと拡大できた。 ○ SOウガンダ 基金を新規寄付者が増加するような資金調達計画のパン種とし て使っている。基金のお陰で、12人の30周年記念グローバル メッセンジャーの一人であるウガンダのフローレンスナビヤンダ はSOの社会的認知を高めるために精力的に国内を駆け回ってい る。 ○ SOパラグアイ 自国内で今までSOの情報が届いていなかった地方に、SOを 広めるために基金を使っている。SOパラグアイは新規にアスリ ートを引きつける最良の方法はファミリーを通せばよいことを知 り、最も貧しく、最も辺鄙な地域のファミリーにもSOを伝える ことに成功している。 ○ SOベラルーシ 受賞した基金でMATP(モーターアクティビティプログラム) を設立した。500人の新たなアスリートがトレーニング活動に参 加、登録し、ナショナルレベルで試合をする機会が生まれた。 ○ SOアイルランド 最近USAマサチューセッツ州と州内の大きなアイルランド系 アメリカ人組織を活用しようと。ユニークなパートナーシップを 計画した。世界夏季大会の終了後、SOアイルランドのファミリー ディレクターのキャロラインオーブライアンはマサチューセッツに 飛び、より多くのファミリーをSOマサチューセッツに引きつけよ うと、アメリカ在住の人々と共に働きかけをおこなった。 ========================= 中東・北アフリカ地区が2000年に地区大会を計画 ========================= 中東・北アフリカ(MENA)スポーツ及び公共周知委員会は、 5月29日〜30日アラブ首長国連邦のドバイで会合を持ち、20 00年5月〜6月にモロッコで行う予定のMENA地区大会につい てが討議した。 将来大会を主催する認定プログラムは会議にそのプログラムのア スリートを一人招くことを席上決定した。また、ファミリーサブコ ミッティーの委員の一人が公共周知委員会に加わるよう、勧められ た。地元の大学や学校にSOに関わって貰う方法の模索を検討した。 次の開催は1月に開催される予定である。 ========================= ディズニー制作スタジオがロレッタクレイボーンを映画化 ========================= 元SOアスリートでグローバルメッセンジャーでもある Loretta Claibornは彼女の人生を賭けてステレオ タイプをうち破り、困難を勝ち抜いてきた。彼女の知的障害に対す る率直な弁護は何世代ものアスリートを勇気づけ、世界中から彼女 の称賛者が生まれた。――ウォルトディズニィーもその一人であっ た。 5月ディズニーはClaibornの素晴らしい生涯についてのテレビ用 映画「ロレッタクレイボーン物語」の撮影を開始した。 映画は2000年1月20日に上映予定である。彼女は法的には 生まれつき盲目とされ、4歳になるまで彼女は歩かなかった。 長年困苦を重ねた末、彼女はあるケースワーカーと出会った。そ のケースワーカーが彼女にペンシルバニア州ヨークのSOプログ ラムを紹介した。 長いランナーとしての選手生活の間にクレイボーンはフルマラソ ンを25回完走し、SO世界夏季大会に5回出場、その他数多く のスポーツ大会に参加した。現在は45歳となり、SOグローバ ルメッセンジャーとして世界中を回り、SO運動のすばらしさを 学校や諸団体、議員達に伝えている。 映画はカナダトロントで撮影され、SOカナダのトロントのアス リート達がエキストラで出演した。映画には前回の世界夏季大会 と他のSO競技会を撮影したフィルムの現物も使用された。 ========================= アスリートパーソン アップデイト ========================= 12人の30周年記念グローバルメッセンジャ−達は、1999 年のSO世界夏季大会中、開会式の式典から試合の最終日まで大 きな役割を果たした。SOのメッセージを伝えるために選ばれた グローバルメッセンジャ−は世界各国からのSOアスリート達で ある。 開会式ではMark SwiconekがABCコメンテーターのLeslie Visserとオリンピック金メダリストのDon Janseと共に「アスリ ートの行進」で各選手団の紹介を担当し、Sophia Wesolowskyは Shriver夫人を紹介した。6人のグローバルメッセンジャーが大 会中試合に出場したり大会役員としてつとめを果たした。 メッセンジャー達は各々貴賓客のレセプションや晩餐会、ラリー プレスブリーフィングで発言する機会があった。 Peter,Paul,MaryのコンサートではBilly Quickが司会者となり Michal BojarskiはSOアスリートとしてグローバルメッセンジ ャーを務める意義について感動的なスピーチを行って、スタンデ ィングオベイーション(満場総立ちの拍手)を受けた。 ========================= ファミリー アップデイト ========================= ○ 1999世界大会でファミリーカーニバルを開催 ファミリーメンバーは6月30日ローリーのノースキャロライ ナ州立大学のカーターフィンレィスタジアムでファミリーカーニ バルを催した。この行事は全ファミリーに、活動的になって、娯 楽の時を過ごして貰う目的で企画され、ホットドッグ、ハンバー ガー、アイスクリームといった典型的なアメリカの夏のメニュー でもてなされた。 お客がスタジアムに到着すると伝統的南部ブルーグラス(カント リーミュージック)カルテットがセレナーデを奏でた。地元のカン トリーラインダンサーと伝統的カントリーラインダンスの団員も演 技を披露した。 ピエロが風船で作った帽子や動物を手渡し、エルビスのそっくりさ んがロカビリーバンドにバックアップされてエルビス好みのバラー ドを口ずさんだ。そっくりさんのエルビスは多くの客にとって、夕 べのハイライトとなった。彼はステージの周りに集まった人混みに 入り込み、アスリートやファミリーはこのコンサートを楽しみ、エ ルビスのベストヒット曲ナンバーを一緒に歌った。 カーニバルはほんとうに国際交流の場になった。イタリアのサンマ リノのファミリーメンバーがイギリスのファミリーと一緒にピクニ ックし、ジャマイカのファミリーがアメリカモンタナの一族とバッ ジを交換した。 ========================= スポンサーニュース アップデイト ========================= ○ AOL(アメリカンオンライン社)が名士オークション AOLは1週間に亘り名士スポーツオークションを主催し、SO に資金提供をおこなった。共催はeBay社・コンチネンタルエアラ イン社でオークションには様々な珍しいスポーツ記念品や7つの夢 の様な体験も提供された。夢のような体験として提供されたのは 最高の入札者には、世界一流のアスリートの靴に足を入れてみるこ とを許すとか、野球のダイアモンドでTomy Gwynnとチップを交換 するとか、スキー界の伝説的人物Billy Kiddと一緒にスロープを たたくとか、NASCARレースで密かに週末を過ごすとか、未来のオ リンピック花形選手を目指して体操の金メダリストBart Connorと Nadia Comaneciと一緒に子供をトレーニングするとかNBAオール スターゲームで世界のバスケットボールの動きを抑えるとか、アラ スカのキングサーモンとオヒョウを熟練釣り師と釣り上げるとか、 ハワイの3島で夢のような休暇を取って熱帯に飛び込むとかであっ た。4万ドル以上のお金がSOのために集められた。 ○ ピシアス騎士会がSOとの関わりを拡大 1999年1月ピシアス騎士会がSOをその慈善事業の対象に選 んで以来騎士会は「アスリート」を讃えるコインをロッジや地元の 地域社会で販売して積極的な役割を果たしている。世界夏季大会の 期間中騎士会はボランティアを出して、SOIの販売テントで働い て貰い、そこでコインを販売した。さらに、州の大会やその他の特 別行事にボランティアとしてプログラムに会員を送るほどSOとの 関わりを深めている。 ○ 寄付行為者の拡大 ダイレクトメールによる基金調達制度で、年間最低100ドルを 寄付した米国の人々――スペシャルオリンピックス“Winners Circle“のメンバーの300人が招待客となって、世界大会を楽し んだ。メンバーは世界大会チームアメリカラリーと6月26日の開 会式典に招待された。出席はできないが世界大会のサポートはした いという招待客から13000ドルの寄付が生まれた。 SO寄付行為者拡大スタッフとSOノースキャロライナのスタッ フ、理事会のメンバーはこの機会を捉えSOの最も誠実で気前のよ いサポーターの何人かと会い近づきになった。 多くのサポーターはアスリートのファミリーやボランティア、そし て参加者であった。 ========================= アップデイトシリーズの第2号でした。 ではまた。 【目次|次へ】 【掲示板はこちら】 |
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