2001.7.20号 07:00配信
近所に庭のきれいなおうちがあって、数年前にそこのおばあちゃんが突然亡くなって、そのおばあちゃんがいつも庭の手入れをなさっていたので、もうあのきれいな庭は見れなくなるのかと思っていたのに、昨日、散歩をして通りかかったら、相変わらずきれいな庭でした。きっとお嫁さんがお仕事をなさりながらも、きれいに端整しているのだと感心しました。お姑さんの心がお嫁さんにちゃんと伝わっているのでしょう。 我が家も同居していなかった姑が、時々来ては家の周囲の草などを根気良く抜いてくれたものでした。良くやるなあと呑気な嫁は横目で見ていたのですが、その義母も亡くなった今、誰も抜いてくれない草を、時々すこーしずつ抜いては一生懸命やってくれた義母のことを思い出しています。そんなわたしもきっと、子ども達が家庭を持ったらそこへ行って庭の草取りをするようになる気がするのです、おかしなものですね。 そういう風に、人は知らず知らずのうちに親のすることを見て育つのですね。うちの場合は親がだらしないので、どうか反面教師として見て、決して似て育たないで欲しいと願うところですが、ただひとつだけ自慢したいことを発見しました。うちの子ども達は小さな子や動物に接する時、本当にやさし気なのです。男の子も腰をかがめてやさしい眼差しで動物に接するのを見る時、こちらの心まで和みます。兄弟が多かったのと、いつもいつも何がしかの動物や昆虫やいろいろな生き物と一緒に暮らしてきているのがこういう子達を育てたかと思うと、唯一子育てで良かったと思えるのでした。 ごりさんはこの数日、奥さんと行動を共にしているので幸せそのものです。先日、わたしが目を悪くしてバチが当たったと思った時、せめてごりさんにはバチじゃなくご褒美をと願ったのがかなって、二人で温泉へつかったりゆっくりしているようです。本当によかったですね。 |
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【ごりさんメール】
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