2002.1.27号 07:00配信
昨日、小学校のスキー授業を手伝いに行った。低学年のはじめてのスキー授業だった。1クラス30数人の全員がスキー場に着いて、自分のスキーを運んで、スキー靴をはいて、スキーをつけて、集まって、体操して、坂を登って、一度滑ると残り時間は10分ほどになっていた。総時間1時間40分の授業である。 今日、給食の話をしていて、あの人数の給食を用意して食べさすと、もうそれは餌を与えるようなものになってしまうという話だった。ひょっとして勉強もそうなのかなとふと思ってしまった。1クラスが40人近くになると、すべて一斉でなければ対応できず、一律な応用のきかない世界になってしまうのではないだろうか。学校が集団という言葉のもとに“普通”でなくなるのもわかる気がした。 やはりもっと少人数のクラスの方がいいかなと思ったできごとであった。 |