2002.2.12号 07:00配信
さくらうめこの梅小路
２月１１日（月）伝統の重み
（サロマ町：うめこ）
今日、北見北斗高校ラグビー部のＯＢ戦を観戦した。高校生部員が初めてＯＢと試合をしたのがこの日だったそうである。それを記念して、毎年この日にＯＢ戦をする。たくさんのＯＢが集まり、父兄の観戦も多い。大勢が見守る中、雪のグランドをボールを追って駆け回る。見ているのも寒く、思わず部室の中に入り込んだ。簡素なプレハブの小屋。高校生部員の荷物が散財する。その中に「北見北斗」と書かれたヘッドキャップもぶら下がっていた。そのかすれた文字を見て、“伝統”という言葉を思い出した。 かつて全国大会の準優勝までしたことのあるこのラグビー部。最近も全国大会出場を重ねていた。それがこの数年停滞し、低迷期にある。それでも北斗ラグビー部の重みは変わらない。それを誇りに頑張って欲しい。決して重荷にはならないよう祈る。“伝統”も悪いものではない。“伝統”が力となり、部員達の後押しをするようであって欲しいとかげながら祈る気持ちである。 |
OB戦
ヘッドキャップ
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