2002.2.17号 07:00配信
娘から時々メールが入る。「お金が足りなくなりました。申し訳ありませんが10000円送ってください」。また足りないのか・・・と思いながらもかわいそうになり送ってしまう。それもテレフォンバンキングで、電話一本で手続きできるのだ。 昔と比べてはいけないと思いつつ、わたしの時は部屋代のみを送るだけで親も精一杯だとわかっていたから、こちらから請求した覚えはない。(ひょっとしたら覚えがないだけかもしれないが、今となっては確かめる術もなし。)代わりに姉達に書いた手紙の返信に、時々千円札が便せんの間にはさまっていて、それはそれは嬉しかったのを覚えている。思いがけない収入は飛び上がるほどうれしかった。 1000円が多かったのか少なかったのかも定かではないけれど、メールでやり取りするようじゃ、そっと忍ばせることもできないと思った今日であった。 |