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あずみ思ってます
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あずみが子供の頃・・・
正月には決まった風景がありました。
朝、テレビを点けると地元の政治家、名士の挨拶。
バックは必ず「筝曲・春の海」
それが終了すると、着物を身にまとった芸能人が、
次々と画面を飾る。
営業している店は一軒もなし。
暮れに買出ししておいたもの、おせち料理を食べるしかない。
子供にとって楽しみなのはお年玉だけ。
その使い道を考えて三が日を過ごさなければいけませんでした。
それが・・・今はどうです?
大きな量販店は一日から営業。
コンビ二も一日から24時間営業。
消費者にはありがたいことなのかもしれません。
・・・が・・・
そこには、必ず働く人がいます。
いくら代休があるからとはいえ、
誰も正月一日から働きたいなんて人いないとあずみは思います。
世の中が便利になれば成る程、
何処かで誰かの犠牲が発生します。
営業しているから行くのか、
人が来るから営業するのか・・・
世の中は何事も需要と供給の相対関係ですが、
どこかで断ち切らないと・・・
あずみは痛切に感じてしまいます。
”自分さえよければ、自分が幸せなら・・・”
心の片隅に誰もが持っている哀しい性です。
でも、考えてみましょう。
幸せだと思っていること。
それは幻に過ぎないのではないでしょうか・・・
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A・Z・U・M・I
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あずみのお気に入り
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あずみは普段化粧をしません。
しかし、一旦外出するとなると話は別です。
それこそ何時間も懸けて・・・なんて嘘ですよ。
あずみの化粧は大抵5分で終了。
最後に口紅をひくのですが、
好きな色って、本当に少ないです。
きっと何千種類ってあるんでしょうが、
あずみの気に入る口紅は本当にない・・・
それでもやっとの思いで見つけたとします。
お気に入りですよね。当然使いますよね。
と、どうなるのかというと・・・
無くなります。
大事に使っても、いつかはなくなります。
さあ、またあの色の口紅を買おう!
あずみは張り切ってお店屋さんに行きます。
「あの、これください!」
「あっ、これはもうありませんよ」
「なんで?」
「製造中止です」
そ、そんな・・・
化粧品って、フオーシーズン新色が出るんです。
その度に、前のものは製造されなくなります。
こんな話、ないと思いません?
某**堂化粧品、
あずみの好きな色をかえせ〜〜!!!
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A・Z・U・M・I
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あずみの恋心
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もう、何年前のことでしょうか・・・
夏の昼下がり、ふらりと公園に行きました。
何組かの親子連れの姿がありました。
何気なくそれをあずみは見ていました。
ふと、気が付くと・・・
男の子と女の子が仲良く遊んでいました。
3,4歳位でしょうか・・・
男の子が転びました。
女の子が側に駆け寄り、何をいうのかと思えば・・・
「だめね、ちゃんと前を見ていないからよ!」
そう言って男の子の膝の汚れをほろってあげていました。
あらら・・・
きっとお母さんに言われているのでしょう。
あずみは思わず苦笑してしまいました。
この子は大きくなったら、
ダンナさんを尻に敷くんだろうな・・・
でもなんとも微笑ましい、昼下がりの恋心でした。
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