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あずみの恋心
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昔子供の頃、友達と大喧嘩した記憶があります。
理由は・・・
大人になったら白馬に乗った王子様が、
迎えに来てくれるか否かということでした。
その頃あずみたちの間では、
お姫様ごっこが流行っていました。
たぶん、絵本の影響だったのでしょう。
お姫様が出てくる絵本には王子様が付き物で、
必ず悪い女王や魔法使いから救ってくれる・・・
これがパターンでした。
ご多分に漏れず、あずみたちも真似していたのですが、
ある日、あずみはふと疑問を感じたのです。
これはお話の世界の出来事で、
現実にはこんなことないんじゃないかって・・・
これ幼稚園の頃に思ったことですから、
今考えれば随分こまっしゃくれた子供だったのですね。
この時、絶対王子様は来てくれると譲らなかった友人は・・・
未だに一人者です・・・
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A・Z・U・M・I
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あずみの昔話
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昔、昔あるところに・・・
必ずこのフレーズで始まる昔話。
子供の頃、布団の中で随分聞かされました。
今でも終わりまで話せるお話、結構あります。
子供の頃は何気なく聞いていた昔話ですが、
大人になった今考えると、複雑な思いに駆られます。
柔らかな言葉使いとは裏腹に、
話自体はなんて残酷なんだろうかと・・・
主人公は強者で悪者は弱者。
虐げられていた貧しい者が、
お話の中ですら弱者から逃れられない・・・
いつの世も、庶民は悲しい・・・
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A・Z・U・M・I
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あずみのお気に入り
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あずみの友人に凄く映画に詳しい人がいます。
レンタルビデオは全て見尽くした・・・
そう言っても過言ではない位スゴイ人です。
だから映画の話なら、彼に聞けば全て解決します。
ジャンルも年代もお構いなし!
とにかく知っています。
先日も何人かの友人と話をしていて映画の話になり、
年末公開された映画について語り合いましたが、
まあ、彼の独壇場でしたね。
みんな口をあんぐりと開けて、
「ほう、ほう・・・」と聞き入りました。
こう言うと彼はアブナイ「オタク」のようですが、
決してそんなことはありません。
音楽もいろいろ聴いているし、スポーツマンでもあります。
ボーリングにいたっては誰もかないません。
こういう友人を持っているあずみは幸せものだと、
最近つくづく思います。
男と女の友情は有り得ない! と何かで読んだ記憶がありますが、
あずみはそうは思いません。
人を気に入るとか気に入らないとか、
そういう表現で語るのはいけないことなんでしょうが、
あずみにとって、今一番のお気に入りの友人です。 |
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