2002.3.3号 07:00配信
3月3日『ももの節句』を前に、ガラスケースのお雛様を出した我が家。テーブルに可愛らしいピンクの布を敷いて、いかにも女の子のお祝いらしくなりました。・・が、3月3日の4日前になって、ひなあられを用意していなかった事に気付いた私。これはマズイ!っと慌ててひなあられを買い求めました。そして、花屋の店先に見つけた梅の枝。長女が生まれてから8年間、次女も女の子、三女もまた女の子だというのに、一度も買った事のなかった“ももの花”を初めて手にしたのです。 さぁ、用意は万端です。年に一度の女の子のお祝いを盛大に行ってあげようと“ももの花”を眺めながら、ウキウキした気持ちで帰宅しました。家に入り一休みして、さて飾り付け!っと腰をあげた時、思わぬ落とし穴に気付いてしまったのです。何でしょう?実は我が家には、“ももの花”を挿すほどの大きな花瓶がないのです。なんとかならぬものかと頭を悩ましましたが、どうにも思い付く名案はなく、結局一晩、風呂の洗面器の中で夜を明かした“ももの花”「花屋の店先に居た方が良かった〜」っと思っているかもしれません。 その夜の夢にまで出てきた“ももの花”早くなんとかしなくては、満開になってしまいます。娘達の喜ぶ顔を思い浮かべながら、精一杯の知恵を使って考えたのが、誰でも思い付くような・・ペットボトルの即席花瓶。少しでも味のあるものにしようと、パッチワークもどきに布を縫い合わせ完成しました。子ども達の反応は、特別喜ぶ様子もなく・・それでも本人、「私にしては、なかなか良い出来!」と自己満足。 家中をハンドメイド作品でいっぱいにするのが私の願い。これを機会に少しづつ、肩の凝らない程度に、家を私色に染めて行こう。っと策略を立てている母でした。なんと言っても、家族5人の内、女の子が4人(訂正:女の子が3人と1人のオバサン?)の我が家です。いえいえ、オバサンと言っても過去には、《女の子》だったのですから、格別の思い出があります。我が娘にも、3月3日『ももの節句』を思い出のアルバムに残してあげられたらと願っています。 |