2002.3.18号 06:00配信
実家の母から孫達に宛てた一通の封書が送られて来ました。中には、一枚のメモ紙「ジャスコで良いものを見つけたので送ります」と書かれ、それぞれ子どもの名前が書かれたバッジが入っていました。「離れていても孫は可愛いもんなのねぇ〜」っと思いながら封筒をよく見ると、封筒ではなく、カレンダーを裏返して作ったものでした。しかもバッジを包んである紙もカレンダー、包むのに少し足りなかったのかチラシで継ぎ足しテープで止めてありました。更によく見ると、カレンダーを切った切り口はハサミではなく、手でちぎったらしくギザギザした。 こんな雑な実母の血を、しっかりと受け継いでいる私もまた、決して潔癖症ではないのです。ハサミを使いたいが傍にないっという時の必殺技はー。紙を爪できつくつまんで、折り目にツバをつけ、それをそーっと両手ではさんで切るのです。みなさんよくやる事ですよね。あぁ、そういえば、切手を張る時も、糊なんて使った事がなかったなぁ〜 その雑な正確に更に輪をかけ、頭に“ドジ”の二文字が備わった私。そして私の娘もまた、この“ドジ”を受け継いでいるようです。学校でのドジ話は尽きる事がないようで、担任の先生がそれを心配して連絡帳に書いてくるほどです。テストの際に名前を書き忘れるのは茶飯事で、最近では物忘れまでも追加されているようなのです。テストの前に、先生に「かあさんも“ドジ”かい?」と聞かれた事があるそうで、娘は「はい!」っと答えたらしい。それに対する先生の応答は・・「やっぱりそうか〜」だったと言う・・ ・ 親から娘へ、更には孫に先祖代代(?)受け継いだ血筋とは、こういう事を言うのだろうか?我が家の伝統は何か勘違いしているのでは・・・?子は親の背中を見て育つとか、子は親の鏡とか。誰が最初に説いたかは知りませんが、昔の人は的を得ていたのだなぁ〜っっっっとのん気に感心している場合ではないですね。 |