2002.5.27号 06:00配信
学校行事の一大イベント“大運動会”シーズンが始まりました。娘達が通う小学校でもPTA常任委員会で「運動会の参加・協力」についての会議がありました。運悪く(良く?)PTAの役員にあたってしまっている私も出席したのですが、よくまぁ〜、あれほどもめられるものです。 40人弱の児童数なのにP戸数は約半分の25件。その内、半数以上が自営業者(農業)なのです。そのおかげで、様々な行事において、機械や労働力の提供など、学校側としてもとても助かっている事だと思います。(我が家も数ヶ月前までは、学校に貢献した父母でした)大雪の日はトラクターでの除雪、スケートリンクの設立には散水機をー、というように。 今年度から『週五日制』の導入され、「運動会前日の土曜日は休業日なので、金曜日に準備をしよう」という学校側の提案について、常に学校行事に貢献している農家の方からは、「サラリーマンの父母でも出やすいように土曜日にやるべきだ」という意見が出されました。風向きは怪しくなり、場の雰囲気は険悪なムード。これに追い討ちをかけるように、「金曜でも土曜でも出てくる奴は出るけど、出ない奴は出ないんだよな」なんて言う冷ややかな意見も出せれるのです。果てには、「先生方も、せっかくの土曜に出てくるのは面倒だろうけど・・」などとイヤミ交じりの本音が出たりして。 結果、“大運動会”の会場準備は前日の土曜日になったのですが、帰り際に「全員参加にするんなら、夜、照明つけて準備したら?」なんて言葉も吐き出されたりするのです。小さな小学校、PTAの連携がばっちり、アットホームで良い関係だなぁ〜なんて思われているようですが、中に入ると案外そうでもない事が多いのです。もちろん、良いところもたーーーっくさんありますよ。 |