ともかくメニュー作成である。サブシェフの「盆」と相談したら彼が「ドクターって鹿児島出身ですよネ? 郷土料理の酒寿司作りません?」とふってきた。確か「開口 健さん」の著書に酒寿司載っていたなぁとハードカバーをパラリパラリ・・・。いろいろな魚介類をたくさん使用し、飯がザブザブになるほど酒と混ぜるんだと・・・。 ちょっと心が動いたが次の章で「ただし残った酒寿司を次の朝に食すると魚介類と飯が酒で発酵し、ゲロのような臭いが押し寄せてくる」を見て即これは否決となった。
誕生会の翌日は休日となっているので、ドームの住人はパーテイー料理が余ったらそれを食して次の日の夕食まで生き延びるのが慣例となっている。そんな時に発酵の進んだ、・・臭のする物が置いてあったら餓死者が出るかもしれない危険性に気づき、普通のチラシ寿司で行こうとなった。私のくせ毛と盆の禿頭を並べ検討した結果ドックの誕生会は次の通りとなった。
第46回福田ドクター誕生会MENU
・ちらし寿司
・フォワグラサラダ
・刺身盛り合わせ(真鯛・紅とろ・帆立貝・平目・しめさば)
・焼き魚盛り合わせ(帆立バター・きんき・つぼ鯛・ムール貝・北寄貝ほっけ・鯛味噌漬け・冷凍かぼす添え)
・オードブル(カマンベールチーズ・からすみ・スモークサーモントリュフ添え・フォワグラテリーヌクラッカー盛り合わせ)
・ケーキ
平沢ベーカリー特製缶詰フルーツパイ
福田ドクター文字通り死ぬほど喰いまくった。
感想を一言
「いやー西村さんうまかった・・・でもあまり食べ過ぎてなんだか口からうんこ出てきそうだよー」
意味は未だに不明だがきっと感謝の言葉だと解釈することにした。
「誕生日の料理」
「誕生日の料理」
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