チャイブの花の次に咲き出すのがカモミール。6月はカモミールの季節と言ってもいいくらい。ジャーマンカモミールもハーブガーデンにはぜひほしいハーブのひとつです。
真中の黄色い部分が盛り上がってきたら、収穫の合図。花の部分だけを取って、籠や紙の上で乾燥させます。青りんごの香りのカモミールティーはハーブティーの代表選手です。
欧米では「Good Night Tea」といわれ、風邪の症状を和らげ、不眠やいらいら婦人病にも効果的といわれています。保湿効果も高いので、お風呂ハーブやハーブ石鹸を作るときに利用したりします。
ジャーマン種は1年草ですが、お茶やお風呂に使った後、庭に蒔いておくとちゃんと芽が出るんですよ。
多年草のローマンカモミールは花は少ないのですが、葉っぱも香りがします。横に広がって増えるので芝生のように使うことができます。うちでも、ガーデンの歩くところに植えて、踏むたびに青りんごの香りが漂うようにしています。
ほかに染色に使う黄色のダイヤーズカモミールという種類もあります。カモミールは葉が込んでくると病虫害を受けやすいので、風通しの良い場所がお勧めです。
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