栃木神社と神木
明治四十四年四月三日に入植した栃木県足尾銅山鉱毒罹災者六十六戸の心の拠りどころとして故郷宇都宮市二荒神社より大物主命事代主命三穂姫命の御祭神を移し同年六月十五日この地を栃木神社とした。
この神社は、太古より神の鎮座まします地であったのか、推定千年といわれる一対の雌雄のオンコの巨木があり、不思議にも、男の老木から若木が伸び老若一体となる。これぞ開運隆盛の兆しと部落民一同神木と称し敬神敬慕するにいたる。この思想を教育の基盤とし社殿兼用の児童教授所を建て大正二年六月一日に開校した。(案内看板より)
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